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レッスン

得意のバックハンドを生かしてラリー。浅くなったら3つのオプションを考えておく【西岡良仁が自ら語る、戦略・パターン/4】

スマッシュ編集部

2020.03.21

フォアよりも得意としているバックハンド。写真:山崎賢人(THE DIGEST写真部)

フォアよりも得意としているバックハンド。写真:山崎賢人(THE DIGEST写真部)

 ダウンザラインに打つ時の注意点は「エースを狙わない」こと。

「相手にもよりますが基本的に僕はエースを狙っていません。やはりダウンザラインなのでリスクはあります。それに、最近はみんな動きが良く大体取られるので、リスクを負ってまでギリギリの場所を狙ってエースを取ろうとはしません。それよりも次の展開に持って行くための1本だと考えています。僕の場合、相手を走らせてロングラリーになれば十分勝機はあるので、安全な場所(※写真コート図の赤い場所)に打っています」(※写真コート図のPOINT3)
 
 このパターンを成功させるには、先手を取ることが重要のようだ。

「クロスラリーをする時、相手は僕の身長を考えて高めに打ってきたりします。僕はバックだと合わせるのも得意なので、 そのボールは結構返球できるんです。すると相手は深い所に打ち始めます(※写真コート図の黄色い三角部分)。ここに来ると結構厳しくて、自然とアングル気味になるので、相手にダウンザラインを打たれやすくなります」(※写真コート図のPOINT2)

「僕が意識していることは、相手に黄色い部分に打たれるよりも先に、前に入って自分か ら展開すること。バックに関してはコーチからもよく「(前への)入りがいい」と言われるので、先手を取るように心掛けています」

 西岡良仁による戦略・パターン紹介は今回で最終回。どれほど考えて試合を進めているかわかってもらえただろうか。まず、ポイントを取れる戦略があり、それを実行できるような組み立てを考えていく。強みを生かして、自分のポイントパターンを作っていこう。

【プロフィール】
西岡良仁 Yoshihito Nishioka(ミキハウス)
1995年9月27日三重県生まれ。170センチ、64キロ左利き。4歳からテニスを始める。2011年に盛田正明テニスファンドのサポートでIMGアカデミーに留学。13年にフューチャーズ優勝、14年にチャレンジャー優勝と順調に成長。高田充コーチとツアーを転戦し17年3月20日に58位をマーク。直後に故障しツアーを離脱。リハビリ中はYouTube(Yoshi’sチャンネル)など様々なことに挑戦。復帰後ツアー初優勝を果たした。2020年2月4日に自己最高48位にランクイン。父親はテニスコーチでスクールを運営、兄もテニスコーチ。

構成●スマッシュ編集部、取材協力●HEAT JAPAN
※スマッシュ2016年4月号から抜粋・再編集

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