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フットワークが良く、ミスしないのが強み【西岡良仁が自ら語る、戦略・パターン/1】

スマッシュ編集部

2020.03.15

西岡良仁が自分の特徴を生かした戦略を教えてくれた。写真:THE DIGEST写真部

西岡良仁が自分の特徴を生かした戦略を教えてくれた。写真:THE DIGEST写真部

 現在、自己最高ランキング48位につけ、錦織圭に次ぐ堂々の日本ナンバー2の西岡良仁。170センチの小柄な西岡は、人一倍考えてテニスをしている。どんなことを考えて試合を展開しているのか。戦略と得意なパターンについて教えてもらった。これから4回にわたって紹介していこう。

 第1回目は戦略について。基本となる戦略を3つ教えてくれた。西岡の武器はフットワークが良く、ミスが少ないことなので、長いラリーに持ち込むことを考えていると言う。

「僕のテニスの根本はフットワークが良く、コートにボールを入れる能力が高いという点にあります。自分はコート内を走るのは苦ではありません。大半の相手は僕とは長くラリーをしたがらず、パワーで押し切って終わらせようとしてきます。だからこそ、長いラリーに持ち込もうと考えています。ジュニア時代にIMGアカデミーのコーチに言われたのが、『攻められているように見えて、僕が攻めている展開が一番いい』ということでした。つまり、僕も動いているけれど、相手はさらに動いている状態がベストだと考えています」

 そして、試合を通しての考え方は、「時間をかけて相手を落としていく」ということ。

「僕はミスが少なくボールを拾うことができるので、相手には徐々にプレッシャーがかかってくると思います。それに相手のショットが試合の序盤にすごく入って決まっていても、それが1試合続くとは思いません。ファーストセットが良くても必ずどこかで落ちるはずです。相手のレベルダウンを待つだけではなく、自分が相手のレベルを落とせるようにプレーを展開していきます。だから、最終的に自分のペースに持ち込むのが得意です」
 
 最後は自分のショットの特性を生かした、技術的な面について話してくれた。

「僕のボールは速くはありませんが、ちゃんとコースを狙っています。フォアはスピン系なので、相手にバックの高い場所で打たせることができます(※西岡は左利き)。そして、バックはフラット系の低い弾道でクロスに早いタイミングで打つことが多いです。つまり、フォアとバックでタイミングと軌道がかなり違うので、相手にとってはタイミングが取りづらいと思います」

 今後、西岡の試合を見る時は、この点に注目してみると、より面白いだろう。また、自分が試合に出る人は、この戦略を導いた考え方を参考に、自分の戦略を立ててみよう。

【プロフィール】
西岡良仁 Yoshihito Nishioka(ミキハウス)
1995年9月27日三重県生まれ。170cm、64㎏、左利き。4歳からテニスを始める。2011年に盛田正明テニスファンドのサポートでIMGアカデミーに留学。13年にフューチャーズ優勝、14年にチャレンジャー優勝と順調に成長。高田充コーチとツアーを転戦し17年3月20日に58位をマーク。直後に故障しツアーを離脱。リハビリ中はYouTube(Yoshi’sチャンネル)など様々なことに挑戦。復帰後ツアー初優勝を果たした。2020年2月4日に自己最高48位にランクイン。父親はテニスコーチでスクールを運営、兄もテニスコーチ。

構成●スマッシュ編集部、取材協力●HEAT JAPAN
※スマッシュ2016年4月号から抜粋・再編集

【PHOTO】次世代の日本のエース!けがを乗り越え大躍進する西岡良仁の厳選ギャラリー! ジュニア時代の写真も!
 

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