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国内テニス

関東学生トーナメントを無観客で開催。男子は田形諒平、女子は倉持美穂が初の学生タイトルを獲得【国内テニス】

渡辺隆康(スマッシュ編集部)

2020.11.09

女子シングルスは倉持(左)が山崎(右)をストレートで破って頂点に立った。写真:スマッシュ編集部

女子シングルスは倉持(左)が山崎(右)をストレートで破って頂点に立った。写真:スマッシュ編集部

 倉持も初の学生タイトル獲得。去年までは勝ちたいところで勝ち切れなかったというが、「今までより勝ちたい気持ちを強く持つようになった。そのために必要な体力とか精神面がついてきた」と、メンタル面の成長を今大会の勝因に挙げる。

 卒業後は就職せず、プロを目指すという倉持。これまで学生テニスの中でも目立った戦績はなかったが、ここへきて急成長を遂げ、自分の可能性にチャレンジする。
 
 なお、男子ダブルス決勝は、熊坂拓哉/堀内竜輔(亜細亜大)が川島颯/佐々木健吾(慶應義塾大)に6-4、4-6、10-6で競り勝ち、学生大会で初優勝。女子ダブルス決勝は、第1シードの下地奈緒/吉岡希紗(早稲田大)が第2シードの望月菜々子/大村千乃を7-6(10)、6-2で下し、昨年夏の関東学生に続いてタイトルを手にした。

 関東学生を終え、いよいよ11月17日から24日には全日本学生テニス選手権が三重県・四日市テニスセンターで行なわれる。これも無観客試合だが、全日本学生テニス連盟ではオンラインでの中継や動画配信を行なう予定だ。

取材・文●渡辺隆康(スマッシュ編集部)

【PHOTO】関東学生トーナメント、シングルス&ダブルス決勝スナップ集
 

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