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国内テニス

全日本選手権5日目、男子は関口周一がプロ2年目の新鋭に敗れ現役生活に幕!女子は伊藤あおいが快勝でベスト8進出<SMASH>

前道右京(スマッシュ編集部)

2023.11.02

昨年大会でベスト4の伊藤は「去年の結果より上に行きたい」と意欲を語った。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

昨年大会でベスト4の伊藤は「去年の結果より上に行きたい」と意欲を語った。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

 女子では、昨年大会ベスト4で第3シードの伊藤あおいが、第14シードの小関みちかと対戦。スライスやドロップなどチェンジ・オブ・ペースを交えたプレーで6-2、6-2で快勝した。

「自分らしいプレーができた」という伊藤は、「相手の嫌なところを突いたり、ネットに出たり、色々やるのが自分のプレーだと思っているのでそれが今日の試合でできた」と試合を振り返る。また、今大会の目標について問われると、「去年に比べてシードも高くなりましたし、去年の結果(ベスト4)よりは上に行きたい」と意欲を語った。

 女子はシード勢が順当に勝ち上がりを見せ、第1シードの加治遥が予選勝ち上がりの吉岡希紗にストレートで勝利。第2シードの西郷里奈も第13シードの山口芽生をストレートで下している。また、予選勝ち上がりの早大2年生・宮田萌芳は、第11シードの輿石亜佑美に逆転勝利を収めた。
 
◆男子シングルス3回戦の結果(11月1日)
〇磯村志(やすいそ庭球部)[14] 6-4 6-4 関口周一(Team REC)[1]●
○川橋勇太(マイシン)[11] 6-3 7-5 松田龍樹(ノア・インドアステージ)[6]●
○伊藤竜馬(興洋海運)[3] 7-5 7-5 山尾玲貴(九州電力)[Q]●
○片山翔(伊予銀行)[9] 6-1 6-2 齋藤惠佑(富士住建)●
○徳田廉大(イカイ)[5] 6-3 6-4 市川泰誠(ノア・インドアステージ)[10]●
〇上杉海斗(江崎グリコ)[Q] 6-3 6-2 田沼諒太(エキスパートパワーシズオカ)●
〇白石光(SBC メディカルグループ)[7] 2-6 6-1 6-2 福田創楽(橋本総業ホールディングス)[12] ●
〇住澤大輔(エキスパートパワーシズオカ)[13] 6-7(2) 6-3 6-4 望月勇希(エキスパートパワーシズオカ)[2] ●

◆女子シングルス3回戦の結果(11月1日)
○加治遥(島津製作所)[1] 6-3 7-5 吉岡希紗(フリー)[Q]●
○清水映里(東通産業)[7] 6-4 6-4 瀬間詠里花(橋本総業)●
○小堀桃子(橋本総業ホールディングス)[4] 6-1 6-4 相川真侑花(テニスユナイテッド)[16]●
○伊藤あおい(SBC メディカルグループ) 6-2 6-2 小関みちか(橋本総業ホールディングス)[14]●
○西郷里奈(東急スポーツシステム)[2] 6-4 6-1 山口芽生(フリー)[13] ● 
〇倉持美穂(SBC メディカルグループ)[10] 6-1 6-0 山崎郁美(亜細亜大学)[8]●
○佐藤南帆(三田興産)[6] 6-4 7-6(4) 今村咲(EMシステムズ)[12]●
○宮田萌芳(早稲田大学)[Q] 2-6 6-2 6-4輿石亜佑美(フリー)[11]●

※[  ]内の数字はシード順位、[Q]は予選勝者

取材・文●前道右京(スマッシュ編集部)

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