専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
国内テニス

全日本テニス選手権の初日、女子は予選勝者の森崎可南子が21年準Vの光崎楓奈に勝利!昨年プロ転向の阿部宏美らも初戦突破<SMASH>

前道右京(スマッシュ編集部)

2023.10.29

森崎(左)は終始冷静なプレーで勝利。阿部(右)は全日本Jr女王に隙を見せつけず2回戦へ。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

森崎(左)は終始冷静なプレーで勝利。阿部(右)は全日本Jr女王に隙を見せつけず2回戦へ。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

 テニスの全日本王者、全日本女王を決める「三菱電機ビルソリューションズ 全日本テニス選手権98th」(10月28日~11月5日/東京・有明/ハードコート)は28日に本戦が開幕。初日は男子シングルス1回戦5試合と、女子シングルス1回戦14試合が行なわれた。

 女子では、予選勝ち上がりの森崎可南子が、2021年の準優勝者である光崎楓奈に勝利を収めた。森崎は序盤から冷静な試合運びで主導権を握り、第6、8ゲームをブレークに成功。6-3で第1セットをものにする。

 第2セットは、さらに森崎の独壇場となる。正確なリターンやバックハンドのダウン・ザライン、アングルショットが随所に決まり、ポイントを量産する。光崎に1ゲームも与えない完璧なプレーを披露し、2回戦へ駒を進めた。

 ジュニア年代では、初出場の西村佳世が勝見幸璃にフルセットで勝利し、2回戦へ進出。また、昨年12月にプロに転向した阿部宏美は、今年の全日本ジュニアを制した小山ほのりに2ゲームしか与えず、快勝している。
 
◆女子シングルス1回戦の結果(10月28日)

田邑来未 (早稲田大学) [WC] 6-3 6-4 佐藤久真莉 (富士薬品)
上田らむ (ノア・インドアステージ) 6-3 3-6 6-2 松本安莉 (島津製作所)
金子さら紗 (早稲田大学) [WC] 6-4 6-3 鈴木渚左 (明治大学) [WC]
川岸七菜 (アカラクリニック) 6-7(5) 6-2 7-6(0) 小林ほの香 (橋本総業)
西郷幸奈 (プロ・フリー) 6-1 6-3 細木祐佳 (プロ・フリー) 
西村佳世 (Ai Love All Tennis Academy 香枦園) 6-2 4-6 6-3 勝見幸璃 (TEAM 自由が丘)
森崎可南子 (橋本総業ホールディングス) [Q] 6-3 6-0 光崎楓奈 (プロ・フリー)
西本聖良 (姫路大学) [Q] 6-1 6-2 小林杏菜 (早稲田大学) [Q]
中島美夢 (プロ・フリー) [Q] 7-5 7-5 虫賀心央 (名古屋LTC)
石井あづさ (TEAM EARNEST KOBE) [LL] 7-6(4) 6-2 古屋美智留 (大磯テニスアカデミー) [WC]
松田鈴子 (ノア・インドアステージ) [Q] 7-5 6-1 神鳥舞 (早稲田大学) [Q]
大橋麗美華 (慶應義塾大学) [Q] 7-5 6-4 板谷里音 (リコー) [WC]
吉岡希紗 (プロ・フリー) [Q] 7-5 6-4 北原結乃 (Team YUKA) [Q]
阿部宏美 (EMシステムズ) [Q] 6-0 6-2 小山ほのり (松陰兵庫) [WC] 

※[Q]は予選勝者、[WC]はワイルドカード、[LL]はラッキールーザー

取材・文●前道右京(スマッシュ編集部)

【PHOTO】全日本テニス選手権本戦スタート!森崎可南子はじめ登場した注目選手を厳選ショットで特集!​​​​​​​

【日本人女子選手PHOTO】日本の未来を担う若手女子選手たちの競演

【PHOTO】第97回全日本テニス選手権、阿部宏美はじめ奮闘する選手たちの厳選写真 vol.2

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号