専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
国内テニス

全日本テニス選手権、女子は加治遥と西郷里奈が逆転勝利で決勝進出!男子は徳田廉大が4強入り<SMASH>

前道右京(スマッシュ編集部)

2023.11.04

2018年大会決勝の再現となった伊藤との試合で、アグレッシブなプレーを披露した徳田。写真:田中研治(THE DIGEST写真部)

2018年大会決勝の再現となった伊藤との試合で、アグレッシブなプレーを披露した徳田。写真:田中研治(THE DIGEST写真部)

 また、男子の準々決勝では、第5シードの徳田廉大が第3シードの伊藤竜馬に7-5、6-3で勝利を収め、ベスト4に進出した。

 左ヒザのケガをしていた徳田にとって今大会は3カ月ぶりの実戦。「ケガで苦しんでこの先どうしようか考えた時に、全日本選手権のタイトルは取っておきたかった。Uchiyama Cupや高崎の大会をスキップして治療に専念し、この全日本選手権に懸けたかった」と特別な思いを明かしている。

 今大会で初のセンターコートに立った徳田は、「周りは気にせずに、目の前の1ポイントをできるだけ集中するようにした」と試合前の心境を明かし、「観客もすごくたくさんいて、最初は緊張していたんですけど、拍手が自分の背中を押してくれた。それにすごく助けられた」とファンへの感謝を示した。

「本当にうれしい。ベスト4まできたので、優勝を目指している。しっかりやることを明確にして、試合に臨みたいと思う」

 また、第9シードの片山翔は、第13シードの住澤大輔と対戦した。終始アグレッシブなプレーを貫き、6-3、6-4で勝利。昨年に続き準決勝へ駒を進めた。
 
◆男子シングルス準々決勝の結果(11月3日)
○徳田廉大(イカイ)[5] 7-5 6-3 伊藤竜馬(興洋海運)[3]●
○片山翔(伊予銀行)[9] 6-3 6-4 住澤大輔(エキスパートパワーシズオカ)[13]●

◆女子シングルス準決勝の結果(11月3日)
○加治遥(島津製作所)[1] 4-6 6-4 6-1 清水映里(東通産業)[7]●
○西郷里奈(東急スポーツシステム)[2] 4-6 6-3 6-3 伊藤あおい(SBC メディカルグループ)[3]●

※[  ]内の数字はシード順位

取材・文●前道右京(スマッシュ編集部)

【全日本テニス選手権PHOTO】女子シングルスは加治遥と西郷里奈が決勝進出!

【PHOTO】全日本テニス選手権大会5日目の模様を厳選ショットで紹介!

【PHOTO】2回戦に入り、いよいよシード選手が登場。上杉海斗、田沼諒太がシード選手を破り躍動!|全日本テニス選手権

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号