専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
国内テニス

西岡良仁主催「Yoshiʼs CUP」は川西飛生が連覇で400万円獲得!「プロの世界で通用するものを考えて、磨いていきたい」<SMASH>

スマッシュ編集部

2024.12.16

決勝は全日本ジュニア16歳以下王者の川西(左)が終始高い集中力でプレーし、岡部(右)に勝利した。(C)Yoshiʼs CUP/長浜功明

決勝は全日本ジュニア16歳以下王者の川西(左)が終始高い集中力でプレーし、岡部(右)に勝利した。(C)Yoshiʼs CUP/長浜功明

 敗退した岡部は、「経験が浅いまま出た大会で、勢いだけじゃダメだなと感じました」と振り返り、「決勝では自分のサービスが良くなった時と川西くんにミスが出た時が重なって、たまたまゲームが取れましたが、この『たまたま』を当たり前にしていかないといけないと思います」と課題を口にした。

 また、「今回は経験にも刺激にもなりましたが、何より楽しいが1番大きいです」と充実した表情を見せた岡部。しっかりと残した爪痕は、「西岡賞」というギフトとして、返ってきた。

 表彰式で主催者の西岡は参加選手たちへ向け熱い思いを語り、今大会の開催について次のように振り返った。

「例年以上に身体が大きい選手が増えたというところは、世界基準に近づいてきていると感じます。僕みたいな身長の選手も、もちろん活躍してほしいですが、生き残れるのは簡単ではないので、良いことだと思っています。

 また、ボールを打つのがうまい選手、色々考えている選手、ネットに出る選手、なんとかしてポイントをもぎ取ろうとする選手と、色んな個性を持つ選手が見られて、本当に楽しかったです」
「14歳とか15歳の年代でどれだけ強くなれるのか、ということは確定できるものではなく、周りがなんと言おうが、負けも含め色々な経験をすることが大事です。そして、ここから這い上がってやるぞというメンタリティで活動していけば、絶対的にチャンスが巡ってくるはずです。そういうきっかけとなる大会の1つとなればいいと思っています」

 テニス界で浸透しつつあるYoshiʼs CUPも来年で5年目を迎える。次はさらにスケールアップした形で、戻ってくることだろう。

【最終順位】
優勝=川西飛生 ※活動支援金400万円
準優勝=岡部世南 ※西岡賞/活動支援金50万円
3位=奈良恒輝
4位=渡邉栞太
5位=戸邉悠真
6位=川口孝大
7位=大垣心太郎
8位=柳宏優、小林兼輔

構成●スマッシュ編集部

【画像】世界を目指しジュニアたちが激突! 西岡良仁主催、第3回「Yoshiʼs CUP 2023」スナップ集

【画像】西岡良仁主催「第2回Yoshiʼs」熱戦を繰り広げるジュニアたちのスナップ集

【関連記事】西岡良仁がジュニアを発掘&支援する「Yoshiʼs CUP」。連覇を狙う川西飛生らが決勝トーナメントに進出<SMASH>

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号