今季復調の兆しを見せている女子テニス世界ランク39位のエマ・ラドゥカヌ(イギリス)だが、コート上での活躍が増えるにつれて、プライベートへの詮索も過熱しているようだ。
先のウインブルドンでは、カルロス・アルカラス(世界ランク2位/スペイン)とのペアで全米オープンの混合ダブルスに出場することが報じられるや、ファンと記者から熱狂的な反応が巻き起こり、オフコートでの両者の関係性についての質問が相次いだ。
また同大会では同郷のキャメロン・ノリー(同39位)もターゲットとなった。アルカラスと同様にラドゥカヌとの関係を噂されていたノリーは、試合後の会見で「ラドゥカヌと付き合っていますか? 本当のことを教えてください」との直接的な質問を受け、困惑した表情で「いいや、付き合っていない。本人に聞いてよ」と回答した。
ラドゥカヌはこの現状について、イギリスメディア『ガーディアン』のインタビューにて「(ノリーの件は)本当にひどかった」と語り、メディアの詮索に辟易していることを認めた。
「これも仕事の一部だから、みんなが興味を持つのは仕方のないこと。彼らは私の試合の結果よりもプライベートに興味があるみたい。でも私は自分自身のことに集中して、あまり深く考えないようにしています」
予選を含め全試合ストレート勝利で優勝まで駆け上がった2021年の全米オープンから4年。ティーンエイジャーだった彼女が勝ち取ったあまりにも大きなタイトルの代償は、周囲からの過剰な注目と不調に伴うメディアからの絶え間ない批判だった。
「(2021年の)全米オープンとの比較は4年たった今でも完全に消えてはいません。いつか変わるかもしれないけれど、完全に払拭することは難しい。でもそれを自覚して、1日を台無しにしたり調子を崩したりしないように、今取り組んでいるプロセスに集中することが大切なんです」
2023年に両手首と左足首の手術を受けてもなおコートに立ち続け、心身共に成熟を迎えた彼女は今、2021年以来とも言える好調さをキープして4度目の全米オープンを迎えようとしている。
構成●スマッシュ編集部
アルカラスから混合複を誘われたラドゥカヌが心境を語る「彼は本当に素敵な人。インスピレーションを受けたい」<SMASH>
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「全米オープンで優勝しなければよかった」受難続きの20歳ラドゥカヌが苦悩を明かす「大人な選手にならないといけない」<SMASH>
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また同大会では同郷のキャメロン・ノリー(同39位)もターゲットとなった。アルカラスと同様にラドゥカヌとの関係を噂されていたノリーは、試合後の会見で「ラドゥカヌと付き合っていますか? 本当のことを教えてください」との直接的な質問を受け、困惑した表情で「いいや、付き合っていない。本人に聞いてよ」と回答した。
ラドゥカヌはこの現状について、イギリスメディア『ガーディアン』のインタビューにて「(ノリーの件は)本当にひどかった」と語り、メディアの詮索に辟易していることを認めた。
「これも仕事の一部だから、みんなが興味を持つのは仕方のないこと。彼らは私の試合の結果よりもプライベートに興味があるみたい。でも私は自分自身のことに集中して、あまり深く考えないようにしています」
予選を含め全試合ストレート勝利で優勝まで駆け上がった2021年の全米オープンから4年。ティーンエイジャーだった彼女が勝ち取ったあまりにも大きなタイトルの代償は、周囲からの過剰な注目と不調に伴うメディアからの絶え間ない批判だった。
「(2021年の)全米オープンとの比較は4年たった今でも完全に消えてはいません。いつか変わるかもしれないけれど、完全に払拭することは難しい。でもそれを自覚して、1日を台無しにしたり調子を崩したりしないように、今取り組んでいるプロセスに集中することが大切なんです」
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