女子テニス世界ランキング1位のアリーナ・サバレンカ(ベラルーシ)が、9月24日に開幕するツアー大会「中国オープン」(中国・北京/ハードコート/WTA1000)を負傷により欠場すると発表した。
27歳のサバレンカは先日行なわれた「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/ハード)で殊勲の大会連覇を果たし、四大大会4勝目をゲット。今季はここまでツアー4勝、通算成績でも56勝10敗と見事な戦績を残しており、賞金総額は1200万ドル(約17億7,000万円)以上にも上っている。
しかし全米終了後に「軽いケガ」を負ってしまい、予想よりも回復が遅れているため、四大大会に次ぐグレードを誇る中国オープンを辞退する決断を下した。現時点では、具体的な負傷箇所や実戦復帰の時期などは明らかにされていない。サバレンカは大会側を通じて発表した声明で欠場を次のように報告している。
「全米オープン終了後に負った軽いケガのため、残念ながら今年の中国オープンは欠場することになりました。ここからは残りのシーズンに向けて100%のコンディションへ戻すことに集中していきたいと思います」
これを受けて大会側もX(@ChinaOpen)を更新し、「彼女(サバレンカ)の早い回復を願っています。また彼女が北京に戻ってくることを楽しみにしています」とのコメントを発表した。
新型コロナウイルス感染拡大により2020年から22年までは開催中止を余儀なくされた中国オープン。サバレンカはまだ優勝こそないものの昨年を含め過去3度にわたりベスト8に進出しており、今年はより一層の活躍が期待されていた。それだけに彼女のプレーを見られなくなったのは非常に残念である。
これにより現世界2位のイガ・シフィオンテク(ポーランド)が今大会に出場する最高ランクの選手となる見込み。その他にも昨年の優勝者で3位のココ・ガウフ(アメリカ)、元1位の大坂なおみ(現14位)、今年1月の全豪オープンを制したマディソン・キーズ(アメリカ/現6位)などがエントリーしており、計11人もの四大大会優勝者が名を連ねる非常に豪華な顔ぶれとなっている。
文●中村光佑
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27歳のサバレンカは先日行なわれた「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/ハード)で殊勲の大会連覇を果たし、四大大会4勝目をゲット。今季はここまでツアー4勝、通算成績でも56勝10敗と見事な戦績を残しており、賞金総額は1200万ドル(約17億7,000万円)以上にも上っている。
しかし全米終了後に「軽いケガ」を負ってしまい、予想よりも回復が遅れているため、四大大会に次ぐグレードを誇る中国オープンを辞退する決断を下した。現時点では、具体的な負傷箇所や実戦復帰の時期などは明らかにされていない。サバレンカは大会側を通じて発表した声明で欠場を次のように報告している。
「全米オープン終了後に負った軽いケガのため、残念ながら今年の中国オープンは欠場することになりました。ここからは残りのシーズンに向けて100%のコンディションへ戻すことに集中していきたいと思います」
これを受けて大会側もX(@ChinaOpen)を更新し、「彼女(サバレンカ)の早い回復を願っています。また彼女が北京に戻ってくることを楽しみにしています」とのコメントを発表した。
新型コロナウイルス感染拡大により2020年から22年までは開催中止を余儀なくされた中国オープン。サバレンカはまだ優勝こそないものの昨年を含め過去3度にわたりベスト8に進出しており、今年はより一層の活躍が期待されていた。それだけに彼女のプレーを見られなくなったのは非常に残念である。
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文●中村光佑
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