テニス四大大会「全豪オープン」は大会3日目の現地1月20日に男子シングルス1回戦が行なわれ、世界ランキング32位につける期待の19歳ジョアオ・フォンセカ(ブラジル)が登場。同85位と格下のエリオット・スピッチリ(アメリカ)と対戦したが、4-6、6-2、1-6、2-6で敗れ、2回戦進出はならなかった。
この試合が今シーズン初戦となったフォンセカはフィジカル面で苦しむ場面が見られ、コート上での動きも鈍っていた印象だった。1セットオールで迎えた第3セットはわずか1ゲームしか奪えず、第4セットも挽回できないまま2時間38分で力尽きた。
出場予定だった前哨戦の「ブリスベン国際」と「アデレード国際」(共にオーストラリア/ハード/ATP250)を背中の負傷により欠場していたフォンセカだが、試合後の記者会見では同箇所の状態について「完全に回復している」と強調。しかし「試合数の不足とリズムの欠如」から、「全体的なコンディションが万全ではなく、普段より早く疲れが出た」と明かしている。
「もっと多くの時間が必要だったと思う。ブリスベンでシーズンをスタートできなかった上に、復帰に至るまでのプロセスもゆっくりで、その後また歩みが止まってしまった。だからここ15日ほどは、100%の強度でボールを打てていなかった」
そう語りつつも「今日はベストを尽くした。100%の状態でプレーできなかったのは残念だが、同時に前進と成熟につながる経験にもなったと思う」と前を向いたフォンセカ。最後のコメントからは、今後に向けての並々ならぬ自信すら感じられた。
「この大会に出場したことには全く後悔していない。人生には、今日のような経験からポジティブなものを得なければならないことだってある。繰り返しにはなるが、背中は100%の状態に戻っているし、今の自分はもう健康だ。ただ時間が必要だっただけのことだ」
「5セットマッチへの向き合い方や、身体が100%でない状態でどう対処するかを学ぶ良い機会になったし、こうした経験を積めたのは良かった。自分の身体を理解し、限界を知ることにもつながったと思う。今日は自分の日ではなかったが、自信はあるし、練習も含めて良いテニスはできている。今の自分に必要なのはリズムをつかむことだけ。今季も自分にとって素晴らしいシーズンになると思っている」
ATP(男子プロテニス協会)公式サイトによると、この後フォンセカは南米クレーコートツアーに参戦予定。「IEB+アルゼンチン・オープン」(2月9日~15日/エノスアイレス/ATP250)でのタイトル防衛、そして母国開催の「リオ・オープン」(2月16日~22日/ブラジル・リオデジャネイロ/ATP500)出場に向けて、試合勘を取り戻すつもりだと明かした。
文●中村光佑
【動画】フォンセカの今季初戦、スピッチリとの「全豪オープン」1回戦ハイライト
【画像】フォンセカをはじめ、全豪オープン2026で熱戦を繰り広げる男子選手たちの厳選写真!
【関連記事】新星フォンセカが開幕2大会連続で欠場。慢性的な背中の疾患を告白し「この問題は一生付き合っていくもの」<SMASH>
この試合が今シーズン初戦となったフォンセカはフィジカル面で苦しむ場面が見られ、コート上での動きも鈍っていた印象だった。1セットオールで迎えた第3セットはわずか1ゲームしか奪えず、第4セットも挽回できないまま2時間38分で力尽きた。
出場予定だった前哨戦の「ブリスベン国際」と「アデレード国際」(共にオーストラリア/ハード/ATP250)を背中の負傷により欠場していたフォンセカだが、試合後の記者会見では同箇所の状態について「完全に回復している」と強調。しかし「試合数の不足とリズムの欠如」から、「全体的なコンディションが万全ではなく、普段より早く疲れが出た」と明かしている。
「もっと多くの時間が必要だったと思う。ブリスベンでシーズンをスタートできなかった上に、復帰に至るまでのプロセスもゆっくりで、その後また歩みが止まってしまった。だからここ15日ほどは、100%の強度でボールを打てていなかった」
そう語りつつも「今日はベストを尽くした。100%の状態でプレーできなかったのは残念だが、同時に前進と成熟につながる経験にもなったと思う」と前を向いたフォンセカ。最後のコメントからは、今後に向けての並々ならぬ自信すら感じられた。
「この大会に出場したことには全く後悔していない。人生には、今日のような経験からポジティブなものを得なければならないことだってある。繰り返しにはなるが、背中は100%の状態に戻っているし、今の自分はもう健康だ。ただ時間が必要だっただけのことだ」
「5セットマッチへの向き合い方や、身体が100%でない状態でどう対処するかを学ぶ良い機会になったし、こうした経験を積めたのは良かった。自分の身体を理解し、限界を知ることにもつながったと思う。今日は自分の日ではなかったが、自信はあるし、練習も含めて良いテニスはできている。今の自分に必要なのはリズムをつかむことだけ。今季も自分にとって素晴らしいシーズンになると思っている」
ATP(男子プロテニス協会)公式サイトによると、この後フォンセカは南米クレーコートツアーに参戦予定。「IEB+アルゼンチン・オープン」(2月9日~15日/エノスアイレス/ATP250)でのタイトル防衛、そして母国開催の「リオ・オープン」(2月16日~22日/ブラジル・リオデジャネイロ/ATP500)出場に向けて、試合勘を取り戻すつもりだと明かした。
文●中村光佑
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