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国内テニス

【全国選抜高校テニス大会】女子団体戦は四日市商が山陽女学園との激戦を制し、2年ぶり2度目の制覇!<SMASH>

前道右京(スマッシュ編集部)

2023.03.25

女子団体で2年ぶりの優勝を果たした四日市商 (三重県)。左下は決勝でS1を務めた林妃鞠、右下は優勝を決めたD2の加藤歌里/川出晶葉ペア。写真:スマッシュ編集部

女子団体で2年ぶりの優勝を果たした四日市商 (三重県)。左下は決勝でS1を務めた林妃鞠、右下は優勝を決めたD2の加藤歌里/川出晶葉ペア。写真:スマッシュ編集部

 高校生による硬式テニスの頂点を目指す、大正製薬リポビタン「第45回全国選抜高校テニス大会」(団体戦3月21日~25日、個人戦3月22日~26日/福岡県福岡市・博多の森テニス競技場、福岡県春日市・春日公園テニスコート/砂入り人工芝)もいよいよ大詰め。

 大会5日目となる25日は、女子団体戦の決勝が行なわれ、第5シードの四日市商(三重)が第3シードの山陽女学園(広島)を3―2で下し、2年ぶり2度目の優勝を飾った。

 団体戦はシングルス3試合とダブルス2試合の計5試合(S1→D1→S2→D2→S3の順)のポイントで争われる。各校の初戦は5試合必ず実施され、2戦目以降はどちらかが3勝した時点で打ち切りとなる。

 2年前に優勝を果たしている四日市商と、初優勝を狙う山陽女学園の対戦は、山陽女学園のS2井上季子の勝利から始まる。そして四日市商は、S1の林妃鞠が上野梨咲に第1セットを奪われるも、懸命に挽回して激闘を制し1-1とする。
 
 続くD1は、山陽女学園の井上佳苗/中岡咲心がフルセットにもつれ込む熱戦を勝ち取り、2-1と先行。しかし、四日市商はS3の折坂優羽が力強さを見せストレート勝利を収めると、勝敗の行方はD2に託される。優勝のかかったD2は、四日市商の加藤歌里/川出晶葉ペアが息の合ったプレーで藤本麻璃花/遠藤愛渚ペアに勝利し、2年ぶりの優勝を果たした。

 これで団体戦のスケジュールは終了。明日は個人戦の準決勝と決勝が実施される。

【第45回全国選抜高校テニス大会】
◆女子団体決勝結果
四日市商(三重県) 3-2 山陽女学園(広島県)

◆男子個人戦準決勝の対戦予定
⼭本夏⽣(相生学院)対 川上慶槇(大分舞鶴)
武⽅駿哉(柳川)対 本⼭知苑(四日市工)

◆女子個人戦準決勝の対戦予定
林妃鞠(四日市商)対 ⾥菜央(相生学院)
津⽥梨央(名経大市邨)対 上野梨咲(山陽女学園)

取材・文●前道右京

【PHOTO】第45回全国選抜高校テニス大会・団体戦フォトギャラリー

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