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海外テニス

望月慎太郎について“知っておくべき5つのこと”。大谷翔平らの影響をATP公式が指摘!本人は「野球選手からも多くを学んでいる」

THE DIGEST編集部

2023.10.21

19年のウインブルドン・ジュニアを制した望月がジャパンオープンで4強入りを果たした。(C)Getty Images

19年のウインブルドン・ジュニアを制した望月がジャパンオープンで4強入りを果たした。(C)Getty Images

 国内最高峰の男子テニスツアー「木下グループジャパンオープンテニスチャンピオンシップス2023」でベスト4進出を果たした望月慎太郎(世界ランク215位)。この20歳の快進撃は世界にも衝撃を与えており、準々決勝後、ATP公式サイトが「シンタロウ・モチヅキについて知っておくべき5つのこと」と題した特集記事を掲載している。

 まず1つ目は、今大会でのブレイクスルーだ。これまでツアーで一度も白星を挙げていなかった望月だが、第1シードのテイラー・フリッツ(アメリカ/10位)を下すなど、日本人として錦織圭(354位)以来の4強入り。世界215位の準決勝進出は、1986年のケリー・ジョーンズ氏(アメリカ/当時479位)以来、最も低いランキングでの快挙だという。

 2つ目は、元世界王者ロジャー・フェデラー氏(スイス)との関わり。2019年のシーズン最終戦「ATPファイナルズ」でヒッティングの相手を務めたことがある望月は、この出来事を「夢のようだった」と振り返っており、「もっと大きなイベントに出場するチャンスがあれば、とにかくそれに向かっていけ、と教えてくれた」と助言の内容を明かしている。
 
 さらに3つ目は、その特異なプレースタイルだ。錦織のコーチを務める元ダブルス世界1位、マックス・ミルニー氏(ベラルーシ)は、“魔術師”の異名を持つファブリス・サントロ氏(フランス)と重ね合わせ、「ファブリスを見ていて楽しかったように、シンタロウもそのひとりだ」と言及。「コートをまったく別の次元で見ている」など絶賛の言葉を並べた。

 4つ目は、望月の趣味。小さい頃から大の野球好きだといい、今年初めには、好きな選手として大谷翔平、ダルビッシュ有の名を挙げている。「彼らは、栄養管理やフィットネス面にとても厳しい。それがあのレベルでプレーできる理由だと思う。野球選手からも多くのことを学んでいる」と話しており、他競技からの刺激を積極的に吸収しているようだ。

 そして最後に取り上げられたのは、19年のウインブルドン・ジュニアで日本人男子初の優勝を飾り、ジュニア世界ランク1位に上り詰めた過去の成績。17年には、現在世界のトップで活躍する同世代カルロス・アルカラス(スペイン/2位)から勝利を飾っており、「幼い頃から才能を発揮し、初めてラケットを握ったのは1歳の時だった」とも紹介されている。

構成●THE DIGEST編集部

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