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海外テニス

「本当に強かった」「見ていて楽しい」決勝進出ならずも快進撃の望月慎太郎に米専門メディアが注目! 今後の活躍の可能性には冷静な見方も

THE DIGEST編集部

2023.10.22

ジャパンオープンで4強入りした望月。ツアー初勝利からの快進撃だった。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

ジャパンオープンで4強入りした望月。ツアー初勝利からの快進撃だった。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

 今年も世界のトップ選手が東京・有明に集い、多くの熱戦が繰り広げられた男子テニスツアー「木下グループジャパンオープンテニスチャンピオンシップス2023」だが、この大会で一つの才能が開花し始め、テニス界の注目を集めている。ワイルドカードから見事なプレーぶりで勝ち上がり、4強入りを果たした日本の望月慎太郎(世界ランク215位)だ。

【画像】世界10位で第1シードのフリッツに逆転勝ち!大金星を挙げた望月慎太郎を特集!
 これまでツアーでの白星を挙げられずにいた19年ウインブルドン・ジュニア王者の望月。ただ、今大会初戦でトマス・マルティン・エチェベリ(アルゼンチン/31位)を下すと、その後もテイラー・フリッツ(アメリカ/10位)、アレクセイ・ポピリン(オーストラリア/41位)と格上選手を連続して破り、日本人としては、錦織圭以来の準決勝進出となった。

 準決勝では、アスラン・カラチェフ(ロシア/50位)に敗れたが、熱いパフォーマンスで多くのファンを惹きつけた日本の20歳。この躍進を受けて現地10月21日、米専門メディア『Tennis.com』が一本の特集記事を掲載し、快進撃で注目度が高まった望月の今後について、「シーズンを通して勝つプレーヤーになるのだろうか?」と期待を込めて占っている。

 記事内では、「今週のモチヅキは本当に強かった」と高い評価を下し、「スピーディでエキサイティング、前に出るショットメーカーのテニスだ」とプレースタイルを紹介。また、ジュニア世界ランク1位へ上り詰めた過去の戦績にも触れ、「東京ではシンデレラ・ストーリーだったかもしれないが、今週までまったく無名だったわけではない」とも指摘した。

 しかし、シーズンの全グランドスラム終了後に開催される今大会については、「重要なイベントの準備にはならない」との冷静な分析も。現時点で今後の活躍を予想するのは難しいようで、「我々から言えるのは、このエキサイティングな日本の若手選手が見ていて楽しいということ。そして、それがこの時期に求められるすべてだ」との言葉で締め括られている。

構成●THE DIGEST編集部

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