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海外テニス

ドーピング容疑の女子テニス元1位ハレップがスポーツ仲裁裁判所の審理を終え手応え!「悪夢は終わった」<SMASH>

スマッシュ編集部

2024.02.22

ドーピング違反により現在資格停止中のハレップがスポーツ仲裁裁判所の審理を終えてSNSを通じて自信を示した。(C)Getty Images

ドーピング違反により現在資格停止中のハレップがスポーツ仲裁裁判所の審理を終えてSNSを通じて自信を示した。(C)Getty Images

 昨年9月に2件のドーピング違反により4年間の資格停止処分が科されていた元女王シモナ・ハレップ(ルーマニア)が、異議を唱えて提訴していたスポーツ仲裁裁判所(スイス・ローザンヌ)の審理が2月9日に終了。以降沈黙を守っていたが、2月21日にSNSを通じて疑いが晴れることへの自信を示した。

「私が1年半にわたり見てきた悪夢は終わった」と始まるメッセージには、「私はTAS(スポーツ仲裁裁判所=tribunal arbitral du sportの略)の前で弁護する機会を与えられ、ドーピングなど一切行なっていないことを示すことができた。これは私が告発された最初の日から言っていること」と審理での手応えを綴った。

 そして「私は頭を高く上げて決定を待っている。私のファン、選手、元選手、このスポーツのレジェンド、スポンサー、他の全ての皆さんの素晴らしいサポート、メッセージやビデオに感謝したい。皆さんは私がこの悲惨な時期を過ごす間、私のために様々なことをしてくれた。真実が明らかになることへの自信は今も変わっていない。テニスコートで自分の立場を取り戻すことを楽しみにしている」とした。
 
 ハレップのドーピング違反は、2022年8月の全米オープンで採取した検体から禁止物質に指定されている「ロキサデュスタット」(持久系アスリートに好まれてきた薬物で天然ホルモンエリスロポエチンの生成を促進する)が検出されたことに加え、23年5月に明らかになった「生体パスポート」(選手の血液成分などの情報を蓄積したデータ)に関わる違反。これによりテニスの不正行為を監視する第三者機関「ITIA」から4年間の資格停止処分(2022年10月から2026年10月)を科せられていた。

 スポーツ仲裁裁判所は今回の審理終了後、「最終決定の通知に関して特に日付は発表されていない」と声明を出しており、評決までは数週間かかると目されている。

 なお、ウェブメディア『TENNISNOW.COM』によれば、ハレップはコーチの指示により摂取したサプリメントのラベルにロキサデュスタットの存在が表示されていなかったと主張。サプリメントを製造したカナダの会社に対して1,000万ドル(約15億円)の損害賠償を求める裁判を起こしたとされている。

 果たしてハレップは「ドーピングの悪夢」から完全に目覚めることはできるのか。

構成●スマッシュ編集部

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