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海外テニス

「チームワールドに勝ち目はない」3年ぶりにレーバーカップ出場のメドベージェフがチームヨーロッパの連敗阻止に自信<SMASH>

スマッシュ編集部

2024.09.16

チームヨーロッパ連敗阻止なるか。それはメドベージェフの活躍にかかっているのかもしれない。(C)Getty images

チームヨーロッパ連敗阻止なるか。それはメドベージェフの活躍にかかっているのかもしれない。(C)Getty images

 男子テニス団体戦「レーバー・カップ」(9月20日~22日/ドイツ・ベルリン/ハードコート)に、チームヨーロッパ(欧州選抜)の一員として出場するダニール・メドベージェフ(ロシア/世界ランク5位)が、欧州メディア『Eurosports』のインタビューで同大会に対する意気込みを語っている。

 今回が7度目の開催となるレーバー・カップは、チームヨーロッパとチームワールド(世界選抜)の6名ずつが戦う団体戦で、メドベージェフは2021年大会以来2度目の出場となる。第1回大会から第4回大会まではチームヨーロッパが連勝を飾っていたが、2022年の第5回大会、2023年第6回大会はチームワールドが勝利している。

 つまり、チームヨーロッパはメドベージェフを欠いた直近2大会で敗れてしまっているわけだが、メドベージェフは自身が再び大会に加わることで、チームヨーロッパの連敗阻止に大きな期待を寄せている。

「チームワールドに勝ち目はないだろうね」と明かしたメドベージェフは、続けて「僕たちはかなり強力なラインナップになっている。ネットの向こう側に誰がいようと、(チームワールドの)6人全員を打ち負かしたいね」と勝利への自信を覗かせた。
 
 また、メドベージェフと同じチームヨーロッパのメンバーとして大会初出場を迎えるカルロス・アルカラス(スペイン/同3位)は、同大会への参戦の機会を心待ちにしていたようだ。

「この大会が大好きだし、その一員になりたいと思っていた。メンバーと多くの時間を過ごし、テニスのことだけじゃなく色んな話題でたくさん笑うだろうね。僕はいつもと違うことをするのが大好きなんだ」

 また、チームのキャプテンを務めるビヨン・ボルグ氏からの指導も楽しみにしており、アルカラスはボルグ氏について「彼はテニス界、そしてスポーツ界のレジェンドだ。僕の父も彼の大ファンで、そんな彼からコーチングを受けることは、僕のキャリアにとっても、人生にとっても本当に重要な瞬間となるだろうね」と明かしている。

 3日間にわたって開催されるレーバー・カップには、チームヨーロッパとしてアルカラス、メドベージェフの他に、アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ/同2位)、キャスパー・ルード(ノルウェー/同9位)、グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア/同10位)、ステファノス・チチパス(ギリシャ/同12位)が出場予定。

 チームワールドとしてはテイラー・フリッツ(アメリカ/同7位)、フランシス・ティアフォー(アメリカ/同16位)、ベン・シェルトン(アメリカ/同17位)、アレハンドロ・タビロ(チリ/同22位)、フランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン/同31位)、タナシ・コキナキス(オーストラリア/同78位)が出場予定だ。

構成●スマッシュ編集部

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