男子テニス元世界ランキング4位の錦織圭(現70位)が出場を予定していた来週開催のマスターズ1000大会「ナショナルバンク・オープン」(7月27日~8月7日/カナダ・トロント/ハードコート)の欠場が明らかになった。ツアー大会のエントリー情報をXアカウントで更新している『Entry List Updates』(@EntryLists)が伝えている。
35歳の錦織は5月の「ゴネ・ジュネーブ・オープン」(スイス・ジュネーブ/クレーコート/ATP250)の1回戦で19歳の新星ラーナー・ティエン(アメリカ/同67位)を下したものの、カレン・ハチャノフ(ロシア/同16位)との2回戦では第2セット途中で腰痛により途中棄権。その後も全仏オープンやウインブルドンなどの四大大会を含むツアートーナメントや下部大会を立て続けに欠場し、ファンからも心配の声が上がっていた。
そうした中で7月24日にようやくインスタグラムとXを更新し、イタリアの名門アカデミー「ピアッティ・テニス・センター」で1カ月間練習を積んでいたことを報告した錦織。既報の通り、同投稿ではその時のプレー動画も公開され、軽快なフォアハンドストロークや強打、バックハンドのスライスなど、多彩なショットをリズミカルに打つ姿が収められていた。
それだけに良い状態であることがうかがえた錦織だったが、ナショナルバンク・オープン出場を見送ったとなると、まだ試合ができるコンディションにはないのだろう。ちなみに同大会は錦織にとって比較的相性の良いトーナメントで、2016年には準優勝を飾り、15年はベスト4、度重なるケガとの戦いだった昨年はベスト8を記録している。
この後錦織は「シンシナティ・オープン」(8月7日~18日/アメリカ・シンシナティ/ATP1000)への参戦を予定しており、そこでの早期敗退を見越して下部大会「サーブ・ファースト・オープン」(8月12日~17日/アメリカ・サムター/チャレンジャー125)にもエントリーしているが、プレーできるかどうかはコンディション次第だろう。ただ今は何よりも錦織が再び元気な姿でツアーに戻ってきてくれることを願うばかりだ。
文●中村光佑
【動画】10分間で振り返る、錦織圭が魅せたマジカルプレー集
【関連記事】錦織圭がイタリアの名門アカデミーで練習していたことを明かす。復帰戦はトロントの予定<SMASH>
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35歳の錦織は5月の「ゴネ・ジュネーブ・オープン」(スイス・ジュネーブ/クレーコート/ATP250)の1回戦で19歳の新星ラーナー・ティエン(アメリカ/同67位)を下したものの、カレン・ハチャノフ(ロシア/同16位)との2回戦では第2セット途中で腰痛により途中棄権。その後も全仏オープンやウインブルドンなどの四大大会を含むツアートーナメントや下部大会を立て続けに欠場し、ファンからも心配の声が上がっていた。
そうした中で7月24日にようやくインスタグラムとXを更新し、イタリアの名門アカデミー「ピアッティ・テニス・センター」で1カ月間練習を積んでいたことを報告した錦織。既報の通り、同投稿ではその時のプレー動画も公開され、軽快なフォアハンドストロークや強打、バックハンドのスライスなど、多彩なショットをリズミカルに打つ姿が収められていた。
それだけに良い状態であることがうかがえた錦織だったが、ナショナルバンク・オープン出場を見送ったとなると、まだ試合ができるコンディションにはないのだろう。ちなみに同大会は錦織にとって比較的相性の良いトーナメントで、2016年には準優勝を飾り、15年はベスト4、度重なるケガとの戦いだった昨年はベスト8を記録している。
この後錦織は「シンシナティ・オープン」(8月7日~18日/アメリカ・シンシナティ/ATP1000)への参戦を予定しており、そこでの早期敗退を見越して下部大会「サーブ・ファースト・オープン」(8月12日~17日/アメリカ・サムター/チャレンジャー125)にもエントリーしているが、プレーできるかどうかはコンディション次第だろう。ただ今は何よりも錦織が再び元気な姿でツアーに戻ってきてくれることを願うばかりだ。
文●中村光佑
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