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桃田賢斗が格下・台湾選手にストレート負け。初戦で姿を消した元世界王者に現地メディアも衝撃!「衰えを顕著に示しているようだ」

THE DIGEST編集部

2024.01.24

昨年11月の韓国マスターズで復活の兆しを見せた桃田だが、今年初の試合は初戦敗退を喫した。(C)Getty Images

昨年11月の韓国マスターズで復活の兆しを見せた桃田だが、今年初の試合は初戦敗退を喫した。(C)Getty Images

 現地1月23日、桃田賢斗(NTT東日本/世界ランキング38位)は、インドネシアマスターズの初戦でホアン・ユカイ(台湾/同54位)と対戦。まさかのストレート負け(21-23、20-22)を喫した。

 今年最初の国際試合マレーシアオープンとインドオープンの出場機会には恵まれなかった桃田は、今大会が新年1発目の大会だった。22歳の台湾選手が積極的に攻めると、最大6点のリードを許した。それでも6連続得点で追いつき、先にゲームポイを握ったのが元世界王者だが、23-21で第1ゲームを落とした。

 第2ゲームも前半は相手の勢いに押された。終止追いかける展開で中盤に追いつき、20-20と接戦に持ち込んだが、最後は連続失点を許してしまった。

 試合後、元日本のエースは「今日は出だしから相手にリードされて苦しい展開のなかで、相手の攻撃を防げなかった。自信をもって相手の攻撃に対応できなかったことが敗因かなと思います」と振り返っている。
 
 元世界ランク1位の29歳が格下にあっさり白星を譲ったことにインドネシア・メディア『Tribun News』も驚きを隠せない様子で、「ケント・モモタの衰えを顕著に示しているようだ」と伝える。

 同記事では「モモタの勝利数は、体の衰えとともに減少する傾向にある」と評す。具体的に「2023年の韓国マスターズで王者に返り咲いていた。このタイトルはモモタの復活の兆しとなりつつあり、熊本マスターズジャパンで見事に証明してみせた」と昨年末を振り返ったが、「また最高のパフォーマンスを見せたいという希望を燃やしていたが、残念ながら2024シーズンが始まるとその希望は消えそうになった」と嘆いた。

 パリ五輪選考レースで窮地に立たされている桃田。今後の試合は可能な限り勝ち、少しでもランキングアップすることが求められる。次戦は1月30日から始まるタイマスターズに出場予定だ。

構成●THE DIGEST編集部

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