F1レッドブルの角田裕毅は現地7月27日のベルギーGP予選で移籍後最高となる7番グリッドを獲得。英専門メディア『The Race』の英国人記者スコット・ミッチェル=マルム氏によると、マックス・フェルスタッペンとの差、「0.381秒」はチームメイトとして、スパ・フランコルシャンでは2018年のダニエル・リカルド以来の僅差だという。
スプリントレースと予選の間にフロアのアップデートを投入するという、ドライバーにとって難しい状況にも適応し、結果を出した角田にはローラン・メキース代表から賛辞が寄せられた。しかし翌日の決勝のペースに関しては疑問の声が上がっている。
【画像】モデルや女優ら大物がズラリ…パドックを彩るF1ドライバーの“美しき妻や恋人たち”に注目! 前出のミッチェル=マルム記者は「ベルギーでの主な問題は間違いなくピットストップのコミュニケーションミスだった」と前置きしながら、「レッドブルには(角田への)それなりの懸念もあるだろう」と主張。以下のように日本人ドライバーのレースを振り返った。
「第1スティントでは好走を続けていたが、ピットストップのミスの後、クリーンエアー(前走車が作った空気の乱流の影響を受けにくい状態)でタイムを挽回しようと走っていた時のペースが良くなかった。(ピエール・)ガスリー(アルピーヌ)から3.9秒遅れでコース復帰し、6周かけてDRS圏内(1秒以内)に入った。しかしその間、フェルスタッペンより1周1秒も遅かった。レッドブルのアドバイザーであるヘルムート・マルコは、ツノダがペースに苦戦していたと指摘した」
ミッチェル=マルム記者は、角田が1周のペースを改善できた点で進歩を認めた一方、レースペースと、タイヤの「タレ」への懸念は依然として拭えないと現状を評価し、この状況を「少し奇妙だ」と綴った。
「レッドブルの歴史を振り返ると、正反対の展開、つまりフェルスタッペンに対しチームメイトは1周の速さで苦戦し、燃料を多く積んだマシンでは安定してその差が縮まってきた」
次戦ハンガリーGPの舞台ハンガロリンクはオーバーテイクが困難で、予選での獲得グリッドの重要性が高いため、現状の角田の傾向が良い方向に転ぶ可能性がある。ただ、ミッチェル=マルム記者は、予選での一発の速さに加えて、決勝でも好走できると証明できれば、来季以降のシート確保が近づくと示唆し、日本人ドライバーのさらなるマシンへの適応を求めた。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】縁石が本当に難しいイモラ… 角田裕毅が予選Q1でコースアウト→マシン大破
【動画】「どうだ、角田!」Q3ラストアタックでのめまぐるしい順位変動
【画像】絶世の美貌を誇る米プロレーサー、リンジー・ブルワーの厳選フォトを一挙お届け!
スプリントレースと予選の間にフロアのアップデートを投入するという、ドライバーにとって難しい状況にも適応し、結果を出した角田にはローラン・メキース代表から賛辞が寄せられた。しかし翌日の決勝のペースに関しては疑問の声が上がっている。
【画像】モデルや女優ら大物がズラリ…パドックを彩るF1ドライバーの“美しき妻や恋人たち”に注目! 前出のミッチェル=マルム記者は「ベルギーでの主な問題は間違いなくピットストップのコミュニケーションミスだった」と前置きしながら、「レッドブルには(角田への)それなりの懸念もあるだろう」と主張。以下のように日本人ドライバーのレースを振り返った。
「第1スティントでは好走を続けていたが、ピットストップのミスの後、クリーンエアー(前走車が作った空気の乱流の影響を受けにくい状態)でタイムを挽回しようと走っていた時のペースが良くなかった。(ピエール・)ガスリー(アルピーヌ)から3.9秒遅れでコース復帰し、6周かけてDRS圏内(1秒以内)に入った。しかしその間、フェルスタッペンより1周1秒も遅かった。レッドブルのアドバイザーであるヘルムート・マルコは、ツノダがペースに苦戦していたと指摘した」
ミッチェル=マルム記者は、角田が1周のペースを改善できた点で進歩を認めた一方、レースペースと、タイヤの「タレ」への懸念は依然として拭えないと現状を評価し、この状況を「少し奇妙だ」と綴った。
「レッドブルの歴史を振り返ると、正反対の展開、つまりフェルスタッペンに対しチームメイトは1周の速さで苦戦し、燃料を多く積んだマシンでは安定してその差が縮まってきた」
次戦ハンガリーGPの舞台ハンガロリンクはオーバーテイクが困難で、予選での獲得グリッドの重要性が高いため、現状の角田の傾向が良い方向に転ぶ可能性がある。ただ、ミッチェル=マルム記者は、予選での一発の速さに加えて、決勝でも好走できると証明できれば、来季以降のシート確保が近づくと示唆し、日本人ドライバーのさらなるマシンへの適応を求めた。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】縁石が本当に難しいイモラ… 角田裕毅が予選Q1でコースアウト→マシン大破
【動画】「どうだ、角田!」Q3ラストアタックでのめまぐるしい順位変動
【画像】絶世の美貌を誇る米プロレーサー、リンジー・ブルワーの厳選フォトを一挙お届け!
関連記事
- 【画像】モデル、女優ら大物がズラリ…パドックを彩るF1ドライバーの“美しき妻や恋人たち”に注目!
- 【画像】スーパーカーがずらり! F1王者ハミルトンの超豪華カーコレクションを一挙に紹介!
- 【F1】角田裕毅は「スペック的に1、2段階劣るなかで健闘」と各国メディアが無線ミスに同情も高評価! 「VERとの差0.381秒と立派なタイム」
- 【F1】「ガチギレだな...」角田裕毅、チェッカー後の“怒り爆発”の仕草にファン同情「そりゃ悔しいよね...」「やっと今回まともに走れるレースができたのに」
- 「ポジション維持さえできていれば…」 ピットイン指示の遅れに泣いた角田裕毅に専門メディア同情! 「状況は好転しつつある」との見方も