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水泳

「病気にさえなってなければ…」池江璃花子が“悔し涙”の胸中を吐露 競泳ニッポン主将として再起誓う「私はまだ闘い続けたいし、強くなりたい」【世界水泳】

THE DIGEST編集部

2025.08.03

池江はインスタに悔し涙を流した胸中を綴った。(C)Getty Images

池江はインスタに悔し涙を流した胸中を綴った。(C)Getty Images

 悔しくも前向きな気持ちを文字に残した。

 シンガポールで開催している世界水泳で競泳日本代表の主将を務めている池江璃花子が8月2日までに自身のインスタグラムのストーリーズを更新。悲願の初メダルには届かなかった、今大会の個人レースを終えた率直な想いを綴った。

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 池江は初日(7月27日)に行なわれた女子100メートルバタフライで予選を突破するも準決勝は2組7着(57秒89)で、全体14位にとどまり敗退。そして、2028年ロサンゼルス五輪の新種目であり「本命レース」としてメダル獲得を目標に置いていた50メートルバタフライでも25秒67の全体11位で決勝進出はできなかった。

 準決勝敗退直後(8月1日)のテレビ中継のインタビューでは、しばらく言葉が出ず。なんとか言葉を絞り出すも目を真っ赤にしながら、「いつもいつも、いつも...こういう大事なところで失敗ばっかして。もうなんか、自分に失望したというか。もうよく分かんないです」と答えていた。
 
 レース直後は受け入れ難い事実に動揺した様子を隠しきれなかった池江。競泳ニッポンのキャプテンとして臨んでいる今回、25歳の彼女はプールに入ってピースサインする写真を添え、ある想いをストーリーズにこう書き記した。

「考えても、願っても過去のことは変えられないから あんまり言いたくないけど 病気にさえなってなければこんなに苦しむことはなかったのかなって ずっと考えて来たこの数年間、そして今日」

「悔しくていまだに整理ついてないけど 皆さんからたくさんメッセージ来てて、それを見て、私はまだ闘い続けたいし、強くなりたいと思いました。みんなのせいで、もう目がパンパンです...みんなありがとう」

「後2日、キャプテンとして全うしたいです!Go!ニッポン(日の丸国旗)」

 再起を誓い、不退転の決意でシンガポールに乗り込んだ池江。今大会、望んだ結果を手に入れることはできなかったが、山あり谷ありの人生を歩む不屈のスイマーは歩みを止めない。

構成●THE DIGEST編集部

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