大型カップルの愛称が決まった。

　今年５月にフィギュアスケートのアイスダンスで新カップル結成を電撃発表した男子の島田高志郎と女子の櫛田育良。２人は８月８日に、所属する木下アカデミーの京都アイスアリーナで初めて練習を公開し、愛称が「いくこう」であることを発表した。

　2022年の全日本選手権で２位に入る実力者だった23歳の島田はシングル活動に区切りをつけ、今シーズンからアイスダンスに転向。23年の全日本ジュニア選手権で２位になった17歳の櫛田はこれまで取り組んできたシングル競技と並行してアイスダンスにも挑戦する“二刀流”として臨む。
  　２人は練習後に木下アカデミーのインスタライブに参加。同じ所属先で７月１日に新ペア結成を発表した女子の籠谷歩未、男子の本田ルーカス剛史の“あゆルカ”（愛称）と一緒に出演し、ファンから公募された愛称候補を発表。「いくしろう」「くしまだ」「くしこう」「いくろー」といった多くの候補の中から「いくこう」を選んだ理由について「会場で呼んだときに（お客さんが）呼びやすい」「（コーチの）キャシー・リード先生が最初から『いくこー』と呼んでいた」などと、笑いながら明かした。

　無事に愛称が決まったことで、気持ちも一層引き締まった。島田は「練習をし始めて７か月、２人の世界観を試合で発揮できるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」と意気込んだ。櫛田も「仲良く楽しくプログラムを滑っています」と笑顔を浮かべた。

　新カップルの愛称決定にスケートファンは「いくこう＆あゆルカ♡お二組とも改めて結成おめでとうございます！」「華がある！」「いくこうガンバー」「全力応援します！」など若きカップルに期待するコメントが続々と上がっていた。

　2030年にフランス・アルプス地域で開催される予定の冬季五輪出場を目標にしている“いくこう”。日本アイスダンス界に爆誕した期待の大型カップルに期待は膨らむ。

構成●THE DIGEST編集部

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