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【F1】「“ウィンドウが狭い”どころではなかった」 メキース代表がハンガリーでの「RB21」の苦戦を語る「これほど深刻な事態は経験がなかった」

THE DIGEST編集部

2025.08.09

「RB21」の問題に悪戦苦闘したメキース代表(右)。フェルスタッペン(左)をもってしても完全な制御はできなかった。(C)Getty Images

「RB21」の問題に悪戦苦闘したメキース代表(右)。フェルスタッペン(左)をもってしても完全な制御はできなかった。(C)Getty Images

 F1レッドブルのローラン・メキース代表が前戦ハンガリーGPで経験したレッドブルのマシン「RB21」の問題について明かした。元々中低速コーナーの多いハンガロリンクでの苦戦は予想されていたが、「本当にマシンを走らせられなかった」とその深刻さを表現した。
 専門メディア『F1i.com』が現地8月6日に配信した記事によると、メキース代表はフリー走行1回目の1周目からグリップ不足の問題が発生していたと話しており、「(スタッフと)お互いに顔を見合わせて、『何が起こっているんだ?』と言い合った」と当時を振り返ったという。

「低速、中速のコーナーすべてで、とにかくすごく遅いと判明した。マシンを正しいウィンドウに入れられず、タイヤのスイッチを入れられなかった(十分なグリップが得られなかった)んだ。FP1で時々起こる事態だが、これほど深刻な事態は経験がなかった」

 その後、決勝までにマックス・フェルスタッペン、角田裕毅の両マシンでさまざまなセットアップを試したというが、状況は変わらず。「ロングランでもショートランでも、運や実力で適切なウィンドウにたどり着く場合もあるが、そうはいかなかった。予選でもそうだった」とお手上げ状態だったという。

 この苦戦についてメキース代表は「ウィンドウが狭いというのが今季の課題だったと思うが、今回はそれどころではなかった。本当にマシンを走らせられなかったんだ」とコメント。フェルスタッペンの9位フィニッシュが示すように、これまでとはレベルの違う不調ぶりだったという。

 今回の問題は「RB21」との相性が悪いハンガロリンク特有とも考えられる。しかし次戦オランダGPの舞台も特性の似たザントフォールト・サーキットであり、シーズンを考えてもグリップ不足の問題は解消されるに越したことはないだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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