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モータースポーツ

「レッドブル加入後、最高の予選」と称賛も...ハンガリーGP17位の角田に軒並み低評価「ハースやウィリアムズ、ザウバーぐらいは追い抜けて当然」

THE DIGEST編集部

2025.08.06

専門メディアから厳しい評価を並べられた角田。(C)Getty Images

専門メディアから厳しい評価を並べられた角田。(C)Getty Images

 F1第14戦ハンガリーGP、レッドブルの角田裕毅はピットレーンスタートから厳しいレースを強いられ、17位フィニッシュ。連続ノーポイントを7戦に伸ばして前半戦最後の週末を終えた。

 予選では16番手に終わり、3戦ぶり(今季4回目)のQ1敗退を喫した後、パワーユニットのコンポーネント交換を行なったため決勝は最後尾からスタート。ライバル勢を追いかけるレースとなるも、フロントウィングの損傷などのトラブルに見舞われ、浮上のチャンスがないままトップから1周遅れの18位でチェッカーフラッグを受けた。その後ピエール・ガスリー(アルピーヌ)のタイムペナルティでひとつ順位を上げた。

 マックス・フェルスタッペンとの比較では、Q1で0.163秒差まで迫った点はポジティブだが、様々な要因によって肝心の結果は出ておらず、フラストレーションが溜まる状況は変わらない。多くの問題や課題を残してサマーブレイクに突入した。
 そんな日本人ドライバーの週末について、各国専門メディアの評価を見ると、英国のモータースポーツ専門サイト『CRASH』は10点満点の採点で「6」を与えた。寸評では「今季の予選において、とりわけ良いパフォーマンスを発揮し、Q1でのベストタイムはフェルスタッペンと僅差だったが、『RB21』に速さがなかったために敗退の憂き目に。決勝はピットレーンからスタートしたが、ポジションを上げられなかった」と綴っている。

 一方、『TOTAL MOTORSPORT』は「難しい予選となり、決勝では多くのポジションを取り戻す必要があったが、そのなかでミスのない安定した走りを見せ、アルピーヌ(フランコ・コラピント&ガスリー)やハース(オリバー・ベアマン)よりも上位でフィニッシュした」と称賛し、「7」の高採点。対照的に『RACE FANS』は「5」と厳しく、「1周の速さは良く見えたが、レースペースはそうではなかった」と評した。

 さらに低い「3.5」としたのは同国のF1専門サイト『PLANETF1.COM』で、「今週末はフェルスタッペンが示したように、レッドブルの車自体にスピードがなかった。とはいえ、(完走車のなかで)後ろから2番目でチェッカーフラッグを受けた言い訳にはならない。ツノダの物足りないシーズンは続いている」と、リザルトをシビアに判断した。
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