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「ツノダが長期的に残留する可能性もある」とESPN記者 「最大の障壁」ホーナー氏の退陣&レッドブルに関する「F1界の共通認識」が好影響か

THE DIGEST編集部

2025.08.15

来季以降もレッドブルに残留する可能性がある角田。後半戦でトップチームにふさわしいドライバーだと証明できるか。(C)Getty Images

来季以降もレッドブルに残留する可能性がある角田。後半戦でトップチームにふさわしいドライバーだと証明できるか。(C)Getty Images

 角田裕毅はレッドブル移籍後、12戦で獲得わずか7ポイント、直近7レースで入賞なしと大苦戦。今季後半戦の成績だけでなく、F1キャリア存続も不安視される状況だが、米大手メディアは来季以降のシート確保に前向きな見解を示している。

 米大手スポーツ専門局『ESPN』のネイト・サンダース記者は現地8月13日、F1の来季ドライバー・ラインアップに関する考察を紹介。レッドブルについては、マックス・フェルスタッペンと角田のコンビ継続を前提に説明している。
 その理由の1つがローラン・メキース代表の存在だ。サンダース記者は、クリスチャン・ホーナー前代表が、角田にとってレッドブル内で地位を確立する「最大の障壁の1つだった」と指摘。一方、メキース氏は角田のレッドブル昇格を支持するなど実力を高く評価しており、角田残留を推しても不思議ではないと示唆した。

 加えて、レッドブルの根本的な問題がドライバーではなくマシン「RB21」にある、との事実が「F1界の共通認識になりつつある」点も角田の評価に大きな好影響をもたらすとサンダース記者。メキース氏もマシンの問題を認めており、「ツノダが長期的にチームに残るための、救いの手が差し伸べられる可能性もある」と見通した。

 さらにサンダース記者は、来季レーシングブルズからF1デビューが見込まれているアービッド・リンドブラッドが今季F2で不安定なシーズンを過ごしている一方で、リアム・ローソン(レーシングブルズ)が直近4戦で16ポイントと成績を上げている点に注目。ローソンにフルシーズン参戦のチャンスを与え、リンドブラッドにもう1年成長の時間を提供するというシナリオは「数ヶ月前ほど非現実的ではなくなったように思える」と主張した。

 もちろん角田がアイザック・ハジャー(レーシングブルズ)らにシートを奪われる可能性が消えたわけではないが、後半戦の成績次第でレッドブル残留を期待できる状況になってきたのかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部

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