韓国・ソウルで行なわれていたフィギュアスケートの四大陸選手権は９日に幕を閉じた。女子シングルは紀平梨花が二連覇、男子シングルは羽生結弦が初優勝を手にし、日本勢の躍進が光った。

　そんななか、男子シングルで２位となったのがジェイソン・ブラウンだ。ブラウンは４回転を盛り込まない構成ながらも、豊かな表現力とミスのない演技で高得点を獲得し、先日行われた米国選手権に続く銀メダルを手にしている。

　また、その温和な人柄は誰もが知るところ。親日家としても有名なブラウンは、自身のSNSなどを通じて日本語で発信を頻繁に行っており、日本にも非常にファンが多い。

　大会を終えた11日、ブラウンは自身のSNSを更新。表彰式などが終わった後に行なわれるバンケットで、日本チームと撮影した写真を公開した。

「Closing Banquet with Team Japan! バンケットに行きました！日本のチームが大好きです！」（原文ママ）
  　写真に同門である羽生の姿はないが、カメラを構えるブラウンに加え、鍵山優真と友野一希、紀平、樋口新葉、坂本花織と、ペアの三浦璃来・木原龍一組、アイスダンスの小松原美里ら９人の日本人選手たちとぎゅっと固まった集合カットとなっている。皆それぞれ笑顔を浮かべ、非常に楽しそうな様子が見て取れる。

「みんなかわいい！」
「ジェイソンさんの演技、素敵で涙が出そうでした」
「バンケットの写真ありがとう。チームジャパンの選手たちとジェイソン素敵です」
「素敵なプログラムみせてくれてありがとう。そして日本チームを好きでありがとう」
「ジェイソンおめでとう。私はあなたが大好きです。また日本に来てくれることを待っています」

　ブラウンが次に挑むのは、３月にカナダ・モントリオールで行なわれる世界選手権だ。

構成●THE DIGEST編集部