ジュニア世代からまた逸材が現れた。
現地8月29日、フィギュアスケートのジュニアグランプリ(GP)シリーズ第2戦トルコ大会の女子フリーが行なわれ、15歳の岡万佑子が合計199.17点で初優勝を飾った。ショート、フリーともに2位だったが安定感ある演技で表彰台トップに立った。9月13日に16歳を迎える現役高校生スケーターに海外メディアは驚きを隠せなかった。
岡は冒頭のルッツ+トウループの連続3回転を綺麗に降りて1.18点の加点を得る。2つ目に大技トリプルアクセルを果敢に挑戦したが転倒。だがすぐに気持ちを切り替えてフリップ、ループの単独3回転ジャンプを着氷した。
得点が1.1倍になる後半のジャンプもミスなく降りた岡は後半のスピン、ステップで最高評価のレベル4を獲得。ジャンプ以外でも質の高いスケーティングがジャッジに評価された。
得点を待つキスアンドクライでは指導を仰ぐ濱田美栄コーチの手を握りながら緊張の表情。フリー131.14点を確認すると驚きのリアクションをし、ショートとの合計点でメダルが確定するとコーチと目を見合わせ満面の笑顔を浮かべた。
ジュニアGPシリーズ初参戦でいきなり優勝を飾った日本の15歳スケーターに国際スケート連盟(ISU)は大注目。公式Xに岡田の演技と優勝インタビューを添えて、「マユコ・オカがアンカラ(トルコ)で初のジュニアGPシリーズ金メダルを獲得! これは大きな節目であり、彼女の旅の始まりに過ぎない」と称えた。
優勝インタビューで岡は緊張した表情が抜けきれなかったものの、「演技を楽しむことと、悔いの残らない演技ができるように頑張りました」と白い歯をみせた。「まさか優勝するとは思ってなかった。点数が出た時はすごく驚きました」と話し、キスクラでの瞬間を振り返った。
欧州フィギュア専門メディア『Europe On Ice』も日本の逸材に関心を寄せており、海外での公式大会デビュー戦での初タイトルに目を細めた。
10月までのシリーズ計7戦の総合成績上位6人が名古屋で開催される12月のジュニアGPファイナルに進出する。開幕戦のラトビア大会は15歳の岡田芽依が初Vを挙げており、日本勢がシリーズ2連勝。好調なスタートを切った。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】現役中学生がジュニアGP初優勝!キスクラでのビックリ顔
【記事】日本女子フィギュア15歳に海外熱視線! 現役中学生がジュニアGP初優勝「脚光を浴びた!」
現地8月29日、フィギュアスケートのジュニアグランプリ(GP)シリーズ第2戦トルコ大会の女子フリーが行なわれ、15歳の岡万佑子が合計199.17点で初優勝を飾った。ショート、フリーともに2位だったが安定感ある演技で表彰台トップに立った。9月13日に16歳を迎える現役高校生スケーターに海外メディアは驚きを隠せなかった。
岡は冒頭のルッツ+トウループの連続3回転を綺麗に降りて1.18点の加点を得る。2つ目に大技トリプルアクセルを果敢に挑戦したが転倒。だがすぐに気持ちを切り替えてフリップ、ループの単独3回転ジャンプを着氷した。
得点が1.1倍になる後半のジャンプもミスなく降りた岡は後半のスピン、ステップで最高評価のレベル4を獲得。ジャンプ以外でも質の高いスケーティングがジャッジに評価された。
得点を待つキスアンドクライでは指導を仰ぐ濱田美栄コーチの手を握りながら緊張の表情。フリー131.14点を確認すると驚きのリアクションをし、ショートとの合計点でメダルが確定するとコーチと目を見合わせ満面の笑顔を浮かべた。
ジュニアGPシリーズ初参戦でいきなり優勝を飾った日本の15歳スケーターに国際スケート連盟(ISU)は大注目。公式Xに岡田の演技と優勝インタビューを添えて、「マユコ・オカがアンカラ(トルコ)で初のジュニアGPシリーズ金メダルを獲得! これは大きな節目であり、彼女の旅の始まりに過ぎない」と称えた。
優勝インタビューで岡は緊張した表情が抜けきれなかったものの、「演技を楽しむことと、悔いの残らない演技ができるように頑張りました」と白い歯をみせた。「まさか優勝するとは思ってなかった。点数が出た時はすごく驚きました」と話し、キスクラでの瞬間を振り返った。
欧州フィギュア専門メディア『Europe On Ice』も日本の逸材に関心を寄せており、海外での公式大会デビュー戦での初タイトルに目を細めた。
10月までのシリーズ計7戦の総合成績上位6人が名古屋で開催される12月のジュニアGPファイナルに進出する。開幕戦のラトビア大会は15歳の岡田芽依が初Vを挙げており、日本勢がシリーズ2連勝。好調なスタートを切った。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】現役中学生がジュニアGP初優勝!キスクラでのビックリ顔
【記事】日本女子フィギュア15歳に海外熱視線! 現役中学生がジュニアGP初優勝「脚光を浴びた!」