F1レッドブルの角田裕毅は現地8月31日の第15戦オランダGPで9位フィニッシュした。8戦ぶりにポイントを獲得した一方で、“不名誉な記録”を同時に手にしたと英専門メディア『The Race』が伝えている。
同メディアは角田が今回のグランプリを終え、今季ドライバーズランキングにおいて、フル参戦ドライバーのなかで最下位の19位に沈んだと説明。それまで角田の下の順位だったオリバー・ベアマン(ハース)が今回6位入賞で角田より多い8ポイントを獲得したため、日本人ドライバーがワンランク転落した。現在参戦しているドライバーで見ると、第7戦エミリア・ロマーニャGPからシートを獲得したフランコ・コラピント(アルピーヌ)が0ポイントで20位につけている。
F1公式サイトによると、レッドブルのローラン・メキース代表は「スピードが失われたとは思っていない」とレーシングブルズ時代から変わらない角田への信頼を口にしている。しかし、ランキング低迷が来季のシート確保においてポジティブに働いていないのは間違いないだろう。
特に元僚友の新人アイザック・ハジャーがジュニアチームのレーシングブルズで、角田より早く表彰台に立った今、英メディアによる日本人ドライバーのキャリア展望は厳しいものとなっている。
「このような大きな結果(ハジャーの3位表彰台)は、ハジャーの能力を示す非常に明白な道しるべであり、レッドブルが来シーズンにユウキ・ツノダの後任として彼を昇格させるべきだと議論するための素晴らしいケーススタディとなり得る」
「ユウキ・ツノダは説得力に欠けているが、ハジャーは非常に好調なパフォーマンスを見せているため、ジュニアキャリアからのハジャーに対する疑念やF1キャリアの浅さはもはや払しょくされた」
メキース代表は1レースの結果をドライバー選考の決定打にする方針ではないと強調。ただ、「ハジャーは今シーズン、これ以上に強力なアピールはできない」と弱冠20歳の躍進は昇格に値すると示唆した。
次戦イタリアGP(現地9月5日~7日)の舞台はレッドブルが得意とされている高速コースの「モンツァ・サーキット」。厳しい戦いが続く角田はここでランキング再浮上を果たせるのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】角田裕毅、SC明けにボルトレートを“ズバッ”とオーバーテイク!
同メディアは角田が今回のグランプリを終え、今季ドライバーズランキングにおいて、フル参戦ドライバーのなかで最下位の19位に沈んだと説明。それまで角田の下の順位だったオリバー・ベアマン(ハース)が今回6位入賞で角田より多い8ポイントを獲得したため、日本人ドライバーがワンランク転落した。現在参戦しているドライバーで見ると、第7戦エミリア・ロマーニャGPからシートを獲得したフランコ・コラピント(アルピーヌ)が0ポイントで20位につけている。
F1公式サイトによると、レッドブルのローラン・メキース代表は「スピードが失われたとは思っていない」とレーシングブルズ時代から変わらない角田への信頼を口にしている。しかし、ランキング低迷が来季のシート確保においてポジティブに働いていないのは間違いないだろう。
特に元僚友の新人アイザック・ハジャーがジュニアチームのレーシングブルズで、角田より早く表彰台に立った今、英メディアによる日本人ドライバーのキャリア展望は厳しいものとなっている。
「このような大きな結果(ハジャーの3位表彰台)は、ハジャーの能力を示す非常に明白な道しるべであり、レッドブルが来シーズンにユウキ・ツノダの後任として彼を昇格させるべきだと議論するための素晴らしいケーススタディとなり得る」
「ユウキ・ツノダは説得力に欠けているが、ハジャーは非常に好調なパフォーマンスを見せているため、ジュニアキャリアからのハジャーに対する疑念やF1キャリアの浅さはもはや払しょくされた」
メキース代表は1レースの結果をドライバー選考の決定打にする方針ではないと強調。ただ、「ハジャーは今シーズン、これ以上に強力なアピールはできない」と弱冠20歳の躍進は昇格に値すると示唆した。
次戦イタリアGP(現地9月5日~7日)の舞台はレッドブルが得意とされている高速コースの「モンツァ・サーキット」。厳しい戦いが続く角田はここでランキング再浮上を果たせるのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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