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モータースポーツ

「普通なら攻める自信を失ってた」 角田裕毅、逆境はねのけ掴んだ9位は「自信に繋がる」 メキース代表も「もっと高順位で終えられた」と今後に期待

THE DIGEST編集部

2025.09.01

ピットタイミングやトラブルなどの不運に見舞われながら8戦ぶりのポイントを獲得した角田。(C)Getty Images

ピットタイミングやトラブルなどの不運に見舞われながら8戦ぶりのポイントを獲得した角田。(C)Getty Images

 F1レッドブルの角田裕毅は現地8月31日、第15戦オランダGP決勝で9位入賞を飾り、今季通算獲得ポイントを12とした(ドライバーズランキングは19位)。

 予選ではフィーリングの良さと結果の乖離に戸惑いを見せていた角田。決勝レースでは12番グリッドからスタートし、何度か追い抜きを見せてポイント圏内に近いポジションでレースを続けていた。終盤のセーフティカー出動による中断が明けた後、マシントラブルを抱えながら10番手に上がると、さらにキミ・アントネッリ(メルセデス)のタイムペナルティの影響で順位が繰り上がり、8戦ぶりにポイント獲得(2点)を果たした。

 久々に結果を残した後、角田は「本当にクレイジーなレースでした。最後のスティントで大きな問題が発生し、パワーを失ってしまいました。非常に難しいレース運びで、セーフティカーが自分にとって最悪のタイミングで出てきて、さらにトラブルも重なったので、本当に厄介なレースでした。それでも集中力を切らさず、この問題に対応しながらポイント圏内だけを目指し、それを達成しました」と振り返り、以下のように続けている(F1公式サイト『F1.com』より)。
 
「最終的に9位という結果には満足しているし、再びポイントを獲得できたのは自信に繋がります。ここ3戦、チームは車のパフォーマンスを上げるために多くの手助けをしてくれている。これは正しい方向へのステップだと思います」

 またメディアのインタビューでは、「多くの物事が起こりました。セーフティカーは助けにならなかったし、一時は15番手まで落ちました。挑戦を強いられる場面が多すぎるくらいでした! 最後のスティントではポイント圏外にいて、大きなトラブルも抱えていました。普通なら、リタイアはしないまでも、パフォーマンスを失い、攻める自信も失っていたと思います」と、置かれた厳しい状況を明かした。

 そのうえで、「それでも集中力を保ち、最終的に9位で終えられたので満足しています。こうした状況でも、数台をオーバーテイクできました。9位という結果は、通常は特別な順位ではありませんが、ここ数戦や車の状況を踏まえれば、自分にとっては特別なものであり、自信に繋がります」とポジティブに語っている(フランスのモータースポーツ専門サイト『NEXTGEN-AUTO』より)。
 
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