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角田裕毅の上位入賞に追い風か メキシコGPまでの5戦中3戦が「RB21」の得意コース! チーム重鎮が注目発言【F1】

THE DIGEST編集部

2025.09.04

前戦オランダGPで8戦ぶりのポイントを獲得した角田。レッドブルの得意コースでさらなる結果を残せるか。(C)Getty Images

前戦オランダGPで8戦ぶりのポイントを獲得した角田。レッドブルの得意コースでさらなる結果を残せるか。(C)Getty Images

 角田裕毅の上位入賞は現実的な目標なのかもしれない。

 F1レッドブルのヘルムート・マルコ顧問は母国オーストリアメディア『oe24』のインタビューに対応。今季のレッドブルのマシン「RB21」の有利なコースについて、自身の見解を語った。

 同メディアが現地9月2日に配信した記事によると、マルコ顧問はレッドブルが今季勝利を挙げる可能性について問われ、「バクー(アゼルバイジャンGP)、オースティン(アメリカGP)、ジェッダ(サウジアラビアGP)、メキシコ(GP)のようなコースは上手くいくだろう。速ければ速いほど相性が良い」とコメントした。
 
 重鎮が挙げたグランプリのうち、アゼルバイジャン、アメリカ、メキシコは、レッドブルが来季のドライバー・ラインアップについて決断を下すまでの残り5戦に含まれている。角田の好走が上位入賞につながる可能性が比較的高く、残留に向けて成績面でのアピールがしやすい状況だ。事実、高速サーキットとして知られる「スパ・フランコルシャン」で行なわれたベルギーGPでは、予選7番グリッドを獲得していた。

 また、いずれのコースにも共通するのが、ロングストレートを有している点。そのため、超高速コース「モンツァ・サーキット」が舞台の次戦イタリアGP(9月7日決勝)もレッドブル有利と考えられるが、マルコ顧問は現状のマシン性能、そしてシケインの多さを考えると、「表彰台さえ難しいだろう」と展望している。

 ただ日本人ドライバーにとって、“オーディション期間”は残り5戦で、1レースも無駄にはできない。角田は自慢のブレーキング、そしてストレートが得意なマシン性能を生かして次戦モンツァから大きな結果を残せるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】角田裕毅、SC明けにボルトレートを“ズバッ”とオーバーテイク!
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