バレーボール日本女子代表がタイ・バンコクで開催中の世界選手権で快進撃を続けている。予選リーグから無傷の5連勝でベスト4進出。現地時間9月3日に行なわれた難敵オランダとの準々決勝はファイナルセットまでもつれる死闘となり、最終的にセットカウント3-2(20-25、25-20、22-25、25-22、15-12)でモノにした。
オランダとの激闘を制した日本の戦いぶりに反応した中国メディアは、『上観新聞』が「二度のビハインドから逆転」と報道。また、台湾のバレー専門メディア『VOL. SPORTS』は「5セットの死闘、“勝ち筋を見つけた”」などと報じた。
なかでも興味深かったのは、中国メディア『騰訊新聞』の論評だ。同大会のベスト16で敗れた中国女子代表を引き合いに出し、次のように記している。
「中国女子バレーが欧米チームと戦う際には、より身長とパワーによる制圧に頼ってきた。しかし日本女子バレーは、細やかさ、多彩さ、そして粘り強さが大きな力を発揮している」
さらに、元中国女子代表の劉晏含(リウ・ヤンハン)も分析する。
「本来ならオランダが3−1で勝っていたはずだが、日本はその細やかさでオランダの粗さを抑え、ラリーも多く、とてもタフだった。オランダのほうが総合力は上も、日本は“本当に粘る相手”。細部のプレーが的確で、サーブやディフェンスも極めて完成度が高かった」
このように、中国メディアは「日本の細やかさと粘り強さが欧州勢攻略に効果的」と評価。日本のしぶとさ、技術の高さ、ラリーを長引かせて相手を消耗させる粘り強さが勝因とのニュアンスを示している。加えて、“元世界女王の中国は従来の高さ、パワー偏重に限界がある点も示唆されている”のも見逃せない。
15年ぶりのメダル獲得へ王手をかけた日本は、現地時間9月6日に準決勝でトルコと対戦する。果たして、決勝へ駒を進められるか。持ち前の技術と粘り強さで頂点を目指したい。
構成●THE DIGEST編集部
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なかでも興味深かったのは、中国メディア『騰訊新聞』の論評だ。同大会のベスト16で敗れた中国女子代表を引き合いに出し、次のように記している。
「中国女子バレーが欧米チームと戦う際には、より身長とパワーによる制圧に頼ってきた。しかし日本女子バレーは、細やかさ、多彩さ、そして粘り強さが大きな力を発揮している」
さらに、元中国女子代表の劉晏含(リウ・ヤンハン)も分析する。
「本来ならオランダが3−1で勝っていたはずだが、日本はその細やかさでオランダの粗さを抑え、ラリーも多く、とてもタフだった。オランダのほうが総合力は上も、日本は“本当に粘る相手”。細部のプレーが的確で、サーブやディフェンスも極めて完成度が高かった」
このように、中国メディアは「日本の細やかさと粘り強さが欧州勢攻略に効果的」と評価。日本のしぶとさ、技術の高さ、ラリーを長引かせて相手を消耗させる粘り強さが勝因とのニュアンスを示している。加えて、“元世界女王の中国は従来の高さ、パワー偏重に限界がある点も示唆されている”のも見逃せない。
15年ぶりのメダル獲得へ王手をかけた日本は、現地時間9月6日に準決勝でトルコと対戦する。果たして、決勝へ駒を進められるか。持ち前の技術と粘り強さで頂点を目指したい。
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