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【F1】角田裕毅のアルピーヌ移籍は「理想的だ」と専門メディア ライバルはドゥーハン&コラピント「経験と能力の点で両ドライバーを大きく上回っている」

THE DIGEST編集部

2025.09.06

アルピーヌ行きの噂が再燃している角田。ガスリーとの再タッグの可能性は案外高いかも? (C)Getty Images

 F1レッドブルの角田裕毅の来季の所属先候補について、米モータースポーツ専門メディア『Beyond the Flag』はアルピーヌをピックアップ。同チームのエグゼクティブアドバイザーを務めるフラビオ・ブリアトーレ氏が角田の起用を検討しているという。

 そもそも現地9月5日時点で来季のシートが発表されていないのは、レッドブルのセカンドシートとレーシングブルズ、メルセデスのそれぞれ2席、アルピーヌのセカンドシートのみ。メルセデスは現在のラインアップを維持する見込みで、角田に残された選択肢は事実上レッドブルグループ2チームとアルピーヌのみだ。

 レッドブルグループに残留できなかった場合、角田にとってアルピーヌが唯一の選択肢となるため、アルピーヌからの評価が生き残りに重要となると同メディア。ただ、その点には前向きな展望を綴っている。
 
 蘭専門メディア『RacingNews365』によると、ブリアトーレ氏は角田の獲得を「検討している」状況だ。『Beyond the Flag』も同じく、フランスチームが角田へ関心を持っていると説明。今季開幕5戦でアルピーヌの2台目を走らせていたジャック・ドゥーハンとその座を継いだフランコ・コラピントに比べて、角田は「経験と能力の点で両ドライバーを大きく上回っている」と評価した。

 また、同メディアが指摘したもうひとつの側面はドライバー間の関係性だ。2023、24シーズンはピエール・ガスリーとエステバン・オコンという、関係が芳しくない両者のタッグで好成績は収められず。そのため、アルファタウリ(現レーシングブルズ)で良好な関係を築いていたガスリーと角田のコンビはブリアトーレ氏にとって「理想的だ」と説明した。

 同メディアによると、ブリアトーレ氏の目標は「既存のトップ4チームと競い合う」というもの。その観点で、現状のドライバー市場のなかから角田を選ぶのは合理的な判断だろう。

構成●THE DIGEST編集部

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