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「本当に愚かな行為だ」角田裕毅&ローソンの接触にチーム幹部怒り 一方で次戦以降のマシン戦闘力には自信「ほとんど自力で上位を争えるはずだ」

THE DIGEST編集部

2025.09.09

元僚友ローソンとの接触でペースを大きく落とした角田。チーム重鎮から厳しい言葉が飛んだ。(C) Getty Images

元僚友ローソンとの接触でペースを大きく落とした角田。チーム重鎮から厳しい言葉が飛んだ。(C) Getty Images

 F1レッドブルの角田裕毅は現地9月7日の第16戦イタリアGPで9番グリッドから13位フィニッシュ。2戦連続のポイント獲得を逃す悔しいレースに「がっかりしている」(F1公式サイトより)とコメント。チーム幹部からも落胆の声が上がっている。

 オーストリアの専門メディア『SPEEDWEEK』によると、チームのアドバイザーを務めるヘルムート・マルコ博士は、角田がレース中盤にレーシングブルズのリアム・ローソンと接触した場面に注目した。

 重鎮は「レッドブルのもう一方のドライバー、つまりレーシングブルズのリアム・ローソンと衝突したのは、本当に愚かな行為だ」と断言。責任の所在については明言しなかったが、「残念ながら、ツノダのマシンにダメージが残ってしまった」とその一件が角田の結果を決定づけたと示唆した。
 
 一方マルコ博士は、ポールトゥウィンを飾ったマックス・フェルスタッペンについて「完全に自信に満ちていた」と絶賛。「信じられない! 2レース前のハンガリーGPでは、ポイントを獲得できただけでも嬉しかった。しかし今や20秒差でグランプリを制しているんだ!」と興奮気味にエースドライバーを称えた。

 そして「特に昨年、モンツァが我々にとって最も難しいレースだったと考えると、今回のパフォーマンスは“復活”と言える。我々は非常に喜んでいるよ」とマシンのパフォーマンスに対しての好感触を口にしたマルコ博士。今後のレースに関しても今回のような高速サーキットの方がレッドブルに合っているとして、以下のように続けた。

「(高速コースの)バクー(次戦アゼルバイジャンGP/現地21日決勝)には大きな期待を寄せている。(超低速コースの)シンガポールGP(次々戦/現地10月5日決勝)はより難しいレースになるだろう。だが、今週末のパフォーマンスを踏まえると、残りのレースのほとんどで自力で上位を争えるはずだ」

 マシンの相対的な戦闘力は十分とのマルコ博士の見立てだが、果たして角田は残りシーズンで上位入賞できるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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