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【F1】「最近のわずかな収穫が“ゴミ箱行き”に」角田裕毅のポイント圏外13位を専門メディア酷評...「状況が上向いたのは、せいぜい2周」

THE DIGEST編集部

2025.09.08

9番グリッドから13位まで順位を落としてしまった角田。(C)Getty Images

9番グリッドから13位まで順位を落としてしまった角田。(C)Getty Images

 F1レッドブルの角田裕毅は、現地9月7日の第16戦イタリアGP決勝でポイント圏外の13位でレースを終えた。

 予選で10番手、繰り上げで9番グリッドからモンツァでのレースをスタートした角田。2戦連続での入賞が期待されたが、レースペースの遅さ(優勝を飾ったチームメイトのマックス・フェルスタッペンとはラップ平均で約1.5秒差)に加え、トラフィックやリアム・ローソン(レーシングブルズ)との接触で順位を下げ、入賞経験のない“鬼門”の地で今回も良い結果を残せなかった。

 今季ノーポイントのグランプリが11に伸びてしまった角田。レース後、「週末の始まりがあれほどポジティブだっただけに、本来ならポイントを争っていたはずの場面で、フロアに大きなダメージを与えるアクシデントに見舞われたのは、とても悔しかったです。全体的にはとても速さがありましたが、ダメージを負った瞬間にペースは全く上がらなくなってしまいました」と、ローソンとの競り合いでコース外に飛び出した一件を悔いながら、以下のように続けている(F1公式サイト『F1.com』より)。
 
「ポジティブな点を挙げるなら、ショートランは良かったし、昨日の予選Q2でマックスにタイム差が近かったため、レースごとの進歩を実感できています。今日のようなレースの後は、自分を奮い立たせて、予選のラップのようなポジティブな部分に目を向けるしかありません。もちろん失望はしていますが、戦い続け、自分を信じなければなりません」

 また、「マックスは今週末、新しいフロアを与えられましたが、僕はそのアップグレードを受けていません」と裏側を明かした角田。「それでも、予選であれだけ車の性能を引き出せた点には満足しています。今、僕が集中しているのは、シーズン残りのレース、そして進歩のペースを維持することです」と前を向いた。

 さらに「チームとマックスの勝利を祝福したいと思います。1位でフィニッシュするのは久しぶりであり、バクー(次戦アゼルバイジャンGP)を前に、この週末を締めくくる素晴らしい方法になりました」とローラン・メキース代表就任後初の優勝を祝った。
 
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