ボクシングの元世界2階級制覇王者・亀田大毅氏が9月7日、自身のYouTubeチャンネルを更新。同14日にIGアリーナ(愛知県名古屋市)で開催される世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥対WBA同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ戦の試合予想と今後の展望について語った。亀田氏は「予想としては8対2」で井上有利と見ているものの、試合の行方よりも“将来への懸念”を強く示した。
亀田氏は井上の勝利予想について「僕、勝つんだったら判定だと思うんですよ。KOはない、判定です」と述べ、アフマダリエフの技術力を評価しながらも「井上選手のポイントを取る能力は高さ世界一だと思うんですよね。だからポイントアウトは取れると思うんです」と分析した。具体的なスコアについては「判定で117対110とか116対112」になると予測している。
一方で、亀田氏が最も危惧しているのは、順調にいけば来年5月に行なわれるとみられている世界バンタム級2団体統一王者・中谷潤人との統一戦の実現可能性だ。「一番見たいのは中谷選手と井上選手(の対戦)なんですね、5月に。これね、僕ね、残酷にも見させてくれないと思う」と語り、「どっちかに土が付く、どっちかが負けるとこの試合はないと思うんですよ」と統一戦消滅への懸念を示した。そのうえで、「井上選手がアフマダリエフ選手に負けると思わないが、負けるんだったら中谷選手じゃなくて井上選手」との見解を示した。
同氏は「中谷選手と井上選手、なんかやる未来が見えないんですよ。なんか何かのいたずらで、(対戦を)さしてくれないんじゃないかな」と不安を口にし、続けて「みんなが見た過ぎるカードって、なんとなく実現しないんじゃないかなと。めちゃくちゃ申し訳ないんだけど。未来の不吉な予想というか、当たってほしくないんだけど」と述べている。
また、井上が敗れる要素としては「ここ3戦は、被弾が目立っている。かすかなんだけど、井上選手は今までそれがなかった。それにプラス、ラウンド数が(階級が上がるにつれて)どんどん長引いている。それでも倒しているのは凄いけれども、あのスーパーハードパンチャーのパンチでも耐えられてしまう」と“階級の壁”が出てきていることを指摘。さらに、「ネリ戦で倒され、カルデナス戦でも倒された。パンチは同じ種類だったが、ダメージの受け方が違うし、あれがアフマダリエフ選手だったら、井上選手は倒されていると思う」とし、試合巧者のアフマダリエフに対して「被弾して効いてしまったら展開を戻せないと思う」と予測した。
はたして、亀田氏の予感めいた“不吉な予想”は現実のものとなるのか? 9月14日の試合結果とともに、日本ボクシング界最大級のビッグマッチ実現の行方が気になるところだ。
構成●THE DIGEST編集部
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亀田氏は井上の勝利予想について「僕、勝つんだったら判定だと思うんですよ。KOはない、判定です」と述べ、アフマダリエフの技術力を評価しながらも「井上選手のポイントを取る能力は高さ世界一だと思うんですよね。だからポイントアウトは取れると思うんです」と分析した。具体的なスコアについては「判定で117対110とか116対112」になると予測している。
一方で、亀田氏が最も危惧しているのは、順調にいけば来年5月に行なわれるとみられている世界バンタム級2団体統一王者・中谷潤人との統一戦の実現可能性だ。「一番見たいのは中谷選手と井上選手(の対戦)なんですね、5月に。これね、僕ね、残酷にも見させてくれないと思う」と語り、「どっちかに土が付く、どっちかが負けるとこの試合はないと思うんですよ」と統一戦消滅への懸念を示した。そのうえで、「井上選手がアフマダリエフ選手に負けると思わないが、負けるんだったら中谷選手じゃなくて井上選手」との見解を示した。
同氏は「中谷選手と井上選手、なんかやる未来が見えないんですよ。なんか何かのいたずらで、(対戦を)さしてくれないんじゃないかな」と不安を口にし、続けて「みんなが見た過ぎるカードって、なんとなく実現しないんじゃないかなと。めちゃくちゃ申し訳ないんだけど。未来の不吉な予想というか、当たってほしくないんだけど」と述べている。
また、井上が敗れる要素としては「ここ3戦は、被弾が目立っている。かすかなんだけど、井上選手は今までそれがなかった。それにプラス、ラウンド数が(階級が上がるにつれて)どんどん長引いている。それでも倒しているのは凄いけれども、あのスーパーハードパンチャーのパンチでも耐えられてしまう」と“階級の壁”が出てきていることを指摘。さらに、「ネリ戦で倒され、カルデナス戦でも倒された。パンチは同じ種類だったが、ダメージの受け方が違うし、あれがアフマダリエフ選手だったら、井上選手は倒されていると思う」とし、試合巧者のアフマダリエフに対して「被弾して効いてしまったら展開を戻せないと思う」と予測した。
はたして、亀田氏の予感めいた“不吉な予想”は現実のものとなるのか? 9月14日の試合結果とともに、日本ボクシング界最大級のビッグマッチ実現の行方が気になるところだ。
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