かつての宿敵がエールを送っている。
プロボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥が9月14日に名古屋のIGアリーナでWBA世界同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)と防衛戦を行なう。強敵との対戦に向け機運が高まるなか、無敵のモンスターの凄みを肌で知る男が豪快なKO勝利を願った。
大一番を直前に控えた井上のもとに海外から激励が届いている。元WBC&WBOスーパーバンタム級王者のスティーブ・フルトン(米国)だ。同選手は米専門メディア『Fight Hub TV』のYouTubeチャンネルに出演し、「イノウエにはMJ(アフマダリエフの愛称)をぶっ倒してほしいね」と発言。井上のKO劇に期待を込めた。
2023年7月、当時WBC&WBOスーパーバンタム級王者だったフルトンは井上にプロ初のTKO負けを喫し、王座から陥落。その後はフェザー級へ転向し、今年2月にWBC王者ブランドン・フィゲロア(米国)を判定で下し、2階級制覇を達成した。
フルトンはいまだ無敗街道を突き進む井上の実力を高く評価しつつ、モンスターとの“再戦”を強く希望していることも吐露。自身のキャリアを終えるまでに、「イノウエともう一度対戦したいよ」と言葉に力を込めた。
現在はフェザー級の王座を保持するフルトン。階級は変わったが井上の動向には引き続きチェックしており、「応援している。幸運を祈っているよ」と熱烈メッセージを寄せた。
井上は大一番に向け、かつてアフマダリエフに判定勝利を収めた元WBA&IBF同級統一王者のマーロン・タパレス(フィリピン)とスパーリングを重ね、順調にトレーニングを消化。2年前の王座統一戦で拳を交えた相手から太鼓判を押されるほど、万全の仕上がりになっている。
運命の決戦まで、あと5日。アフマダリエフ陣営も井上戦に向け、異例の早さともいえる試合3週間前の8月24日に来日し、時差などの調整を行ない、今月1日には大橋ジムで公開練習を実施。自身のSNSで順調な様子をアピールしている。
構成●THE DIGEST編集部
【画像】統一戦開催の名古屋駅を井上尚弥が全面ジャック
【記事】「負けるんだったら中谷じゃなくて井上」亀田大毅氏が“不吉な予想” アフマダリエフ戦の不安要素を指摘
プロボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥が9月14日に名古屋のIGアリーナでWBA世界同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)と防衛戦を行なう。強敵との対戦に向け機運が高まるなか、無敵のモンスターの凄みを肌で知る男が豪快なKO勝利を願った。
大一番を直前に控えた井上のもとに海外から激励が届いている。元WBC&WBOスーパーバンタム級王者のスティーブ・フルトン(米国)だ。同選手は米専門メディア『Fight Hub TV』のYouTubeチャンネルに出演し、「イノウエにはMJ(アフマダリエフの愛称)をぶっ倒してほしいね」と発言。井上のKO劇に期待を込めた。
2023年7月、当時WBC&WBOスーパーバンタム級王者だったフルトンは井上にプロ初のTKO負けを喫し、王座から陥落。その後はフェザー級へ転向し、今年2月にWBC王者ブランドン・フィゲロア(米国)を判定で下し、2階級制覇を達成した。
フルトンはいまだ無敗街道を突き進む井上の実力を高く評価しつつ、モンスターとの“再戦”を強く希望していることも吐露。自身のキャリアを終えるまでに、「イノウエともう一度対戦したいよ」と言葉に力を込めた。
現在はフェザー級の王座を保持するフルトン。階級は変わったが井上の動向には引き続きチェックしており、「応援している。幸運を祈っているよ」と熱烈メッセージを寄せた。
井上は大一番に向け、かつてアフマダリエフに判定勝利を収めた元WBA&IBF同級統一王者のマーロン・タパレス(フィリピン)とスパーリングを重ね、順調にトレーニングを消化。2年前の王座統一戦で拳を交えた相手から太鼓判を押されるほど、万全の仕上がりになっている。
運命の決戦まで、あと5日。アフマダリエフ陣営も井上戦に向け、異例の早さともいえる試合3週間前の8月24日に来日し、時差などの調整を行ない、今月1日には大橋ジムで公開練習を実施。自身のSNSで順調な様子をアピールしている。
構成●THE DIGEST編集部
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