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格闘技・プロレス

「何回いってやろうかと」井上尚弥、新境地“アウトボクシング”に本音ポロリ「倒しにいかないことがこれほど難しいとは」

THE DIGEST編集部

2025.09.15

アウトボクシングのスタイルで勝利した井上。写真:滝川敏之

アウトボクシングのスタイルで勝利した井上。写真:滝川敏之

 プロボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(大橋ジム)は9月14日、名古屋・IGアリーナで行なわれたタイトルマッチで挑戦者のムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)に3-0で判定勝利。5度目の防衛に成功した。

 爆発的な破壊力で数多の強敵をリングに沈めてきたモンスターとしては、2019年のノニト・ドネア戦以来6年ぶりの判定勝ちとなった。試合内容としては、統一王者が主導権を握り、適切な間合いでアフマダリエフにパンチを放つ隙も与えず圧倒。無慈悲ともいえるアウトボクシング・スタイルで勝利を手中に収めた。

 そんな自身の戦いぶりを「100点」と自画自賛した井上。試合中には今年1月のキム・イェジュン戦同様、対戦相手から「来い、来い」と挑発を受けた。キム戦ではギアを上げ、そのままTKO勝利を収めたが、今回は作戦遂行のために自制したという。

「今日は我慢が自分の中で一つのテーマ。インターバル中もずっと父(真吾トレーナー)から『このままでいいんだよ、行き過ぎるな』って、出入りとポイントをピックアップしていくボクシングをしっかりやれと言われていた」
 
 また、ボディへのアッパーの連打からKOに持っていけたのでは?との指摘には「アフマダリエフも実力者なので、倒しに行こうと思えば違った展開になっていた可能性もある。今日はこの“判定で勝つ”っていうボクシングをチョイスして良かった」と返答。この戦い方について、モンスターは以下のような率直な感想を語った。

「倒しにいかないことがこれほど難しいんだなって発見はありました。本当に何回“いってやろうかな”と思ったシーンもあった。でも、そこをこらえて判定に持っていけたのは一つ自分のなかで良かった点」

 現地を訪れていた米トップランク社の重鎮ボブ・アラム氏がその成熟度を「こんな賢いボクサーは見たことがない」「コンプリートなファイターだ」と高く評した。

 キャリアの中でも強敵と捉えた相手に完勝した井上。モンスターは、一体どこまで進化を続けるのか。この先も楽しみでならない。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】井上尚弥が見事なヒット&アウェイでMJを寄せ付けない!
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