9月15日、東京世界陸上3日目は男子マラソンが行なわれ、近藤亮太が日本人最上位となる2時間10分53秒の11位で終えた。金メダルはタンザニアのアルフォンスフェリックス・シンブがドイツのアマナル・ペトロスと2時間09分48秒の同タイムながら僅かの着差で制した。
スタートは午前7時30分に号砲が鳴ったが、約100メートルを走ったところで、まさかのフライング。スタートがやり直しとなる異例の事態となり、生中継していたTBSで解説を務めていた2000年シドニー五輪女子マラソン金メダルの高橋尚子さんも「初めて。見たことありません」と驚いていた。
日本勢は吉田祐也、小山直城、近藤亮太が全員初出場。先頭集団に3人がつき、レースを引っ張る。
25キロ手前で日本歴代3位(2時間05分16秒)のタイムを持つ吉田が苦しい表情を浮かべて遅れ出す。パリ五輪代表の小山、近藤は先頭集団で踏ん張るが小川が30キロ手前で先頭集団からやや離れる。
中間地点を過ぎトップ集団には前回王者のビクター・キプランガト(ウガンダ)が先頭に立ち、今大会最速の自己ベスト2時間02分38秒を持つ優勝候補のデレサ・ゲレタ(エチオピア)らがいるなか、初マラソン日本最高記録(2時間05分39秒)を持つ近藤がトップ集団に付いていく。
終盤に差し掛かった30キロ過ぎ、先頭集団に異変が起こる。エチオピア選手がリタイア、さらに35キロ付近でゲレタも突然レースをやめるなど有力ランナーが次々と脱落。波乱の展開が続くなか、近藤は必死に先頭集団に食らいついていく。
トップ集団はアベル・チェランガット(ウガンダ)、ペトロフ、ハイムロ・アルマヤ(イスラエル)、イリアス・アウアニ(イタリア)ら5人の争いに。トラックに入る直前には3人の熾烈なデットヒートになる。
最終4コーナーでペトロフがギアを上げてスパート。そのままゴールテープを切ったかに思えたが、外から猛然と追い込んできたタンザニアのシンブが僅かに先着。同タイムながら数ミリ単位でシンブが過酷なレースを制した。
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
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25キロ手前で日本歴代3位(2時間05分16秒)のタイムを持つ吉田が苦しい表情を浮かべて遅れ出す。パリ五輪代表の小山、近藤は先頭集団で踏ん張るが小川が30キロ手前で先頭集団からやや離れる。
中間地点を過ぎトップ集団には前回王者のビクター・キプランガト(ウガンダ)が先頭に立ち、今大会最速の自己ベスト2時間02分38秒を持つ優勝候補のデレサ・ゲレタ(エチオピア)らがいるなか、初マラソン日本最高記録(2時間05分39秒)を持つ近藤がトップ集団に付いていく。
終盤に差し掛かった30キロ過ぎ、先頭集団に異変が起こる。エチオピア選手がリタイア、さらに35キロ付近でゲレタも突然レースをやめるなど有力ランナーが次々と脱落。波乱の展開が続くなか、近藤は必死に先頭集団に食らいついていく。
トップ集団はアベル・チェランガット(ウガンダ)、ペトロフ、ハイムロ・アルマヤ(イスラエル)、イリアス・アウアニ(イタリア)ら5人の争いに。トラックに入る直前には3人の熾烈なデットヒートになる。
最終4コーナーでペトロフがギアを上げてスパート。そのままゴールテープを切ったかに思えたが、外から猛然と追い込んできたタンザニアのシンブが僅かに先着。同タイムながら数ミリ単位でシンブが過酷なレースを制した。
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