フィリピン・マニラで開催中の男子バレーボール世界選手権、1次リーグPool Gの第2戦で世界ランキング7位の日本が同9位のカナダと対戦。セットカウント0-3(20-25、23-25、22-25)で敗れ、1次リーグ敗退が決まった。
1次リーグ初戦でトルコにストレート負けを喫した日本は、その初戦と同じスタメンでスタート。第1セットに宮浦健人、高橋藍がスパイクと決め、途中出場の西山大翔がブロックを決めたものの、20-25で落とした。
第2セットはキャプテン石川祐希のスパイクやブロックが機能。サービスエースも決まり10-7とリードを奪った。しかし6連続ポイントを許して10-13と一気に逆転。カナダのスパイク、ブロックに苦戦する日本は14-18でタイムアウトを取った後に拾うバレーを見せ、宮浦や高橋のスパイクも決まり19-22と追い上げた。しかし、23-25で逃げ切られた。
後がない第3セット、日本は石川、小野寺太志、セッター大宅に代えて、大塚達宣、世界バレーデビューとなった佐藤駿一郎、セッター永露元稀を起用。宮浦や高橋、佐藤のスパイクで9-9と一進一退。高橋のフェイクセットから宮浦が決めるなど、攻撃に躍動感が出てきた。
マニラの現地ファンによる日本への大声援がこだまするなか、ひとつのボールに対する執念や気持ちを見せる日本は、大塚、宮浦の気迫のこもったスパイクが機能。14-14と一歩も引かない展開を見せた。
それでも日本はカナダの狙うブロックアウトでポイントを与え、高いブロックにスパイクはコートを捉えられない。15-20とリード広げられた日本は、投入された石川のサービスが執念のネットインとなって18-21と追い上げた。しかし、続く石川のサーブはネットにかかるミスとなってしまった。
高橋のバックアタックが決まって20-22、宮浦の強烈サーブで相手レシーブを乱して最後は大塚のスパイクが決まって21-22。エバデダン・ラリーのクイックが決まって22-23。それでもカナダの攻撃に押し込まれ、23-25で第3セットを落とした。
銅メダルを獲得した1974年以来、51年ぶりの表彰台を目指した日本の挑戦は、1次リーグで終わってしまった。1次リーグ第3戦のリビア戦は、9月17日に行なわれる。
構成●THE DIGEST編集部
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それでも日本はカナダの狙うブロックアウトでポイントを与え、高いブロックにスパイクはコートを捉えられない。15-20とリード広げられた日本は、投入された石川のサービスが執念のネットインとなって18-21と追い上げた。しかし、続く石川のサーブはネットにかかるミスとなってしまった。
高橋のバックアタックが決まって20-22、宮浦の強烈サーブで相手レシーブを乱して最後は大塚のスパイクが決まって21-22。エバデダン・ラリーのクイックが決まって22-23。それでもカナダの攻撃に押し込まれ、23-25で第3セットを落とした。
銅メダルを獲得した1974年以来、51年ぶりの表彰台を目指した日本の挑戦は、1次リーグで終わってしまった。1次リーグ第3戦のリビア戦は、9月17日に行なわれる。
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