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陸上

齋藤みう、女子3000m障害で日本新記録に笑顔、そして涙…「ずっと信じてくれたから、ここまで走ることができた」恩師と仲間に感謝【世界陸上】

THE DIGEST編集部

2025.09.15

日本記録を樹立した齋藤みう。涙を流しながら、恩師と仲間に感謝を口にした。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

日本記録を樹立した齋藤みう。涙を流しながら、恩師と仲間に感謝を口にした。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

 9月15日、東京世界陸上2025の3日目・午前セッションで女子3000m障害が行なわれ、予選3組に出場した齋藤みう(パナソニック)が9分24秒72で日本新記録を樹立した。

 齋藤は、レースでは上位5位に届かず決勝進出は逃した。しかし、2008年7月20日に早狩実紀が打ち立てた9分33秒93の記録を約17年ぶりに大幅更新し、9秒21も縮める快挙を成し遂げた。

 試合後のインタビューでは、「高校は課題もあって、本当に苦しんだ」と学生時代を振り返り、「けれど、監督が見放さずに練習をずっとやってくれた。その先生は今日も見に来てくださってるので、感謝の気持ちが伝わったらいいなっていう風に思います」と語った。
 
 さらに「大学でも駅伝でチームに迷惑かけることがあったんですけど、ずっと信じてくれていた仲間や監督がいたからここまでやってこれたと思います。今もその監督が親身になってマンツーマンでみてくださることもありますし、いろんな人のおかげでここまで走ることができました」とこれまで支えてくれた恩師や仲間への感謝を口にした。

 また、今後について問われると、男子3000m障害で世界大会3度入賞を果たしている三浦龍司の名前を挙げてこう目標を語った。

 「三浦選手のようにしっかり国際大会で勝負できる選手になりたい。まだまだなんですけど、決勝進出して優勝するような選手になっていきたいです」

 日本新記録達成の喜びで笑顔を見せた齋藤だったが、これまでの道のりを思い返すと涙を流した。

構成●THE DIGEST編集部

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