2025年８月17日、東京世界陸上５日目。男子200メートル予選で鵜澤飛羽（JAL）が20秒39で６組３着と、着順で準決勝進出を果たした。

　レース後のインタビューで感想を求められた鵜澤飛羽は「泣きながら走っていましたね、嬉しくて」と笑顔でコメント。着順での予選突破については「そこは当たり前と思っていました」と言いつつ、反省も口にした。

「もうちょっと良い動きができなかったかなと」
  　この予選で「刺激を入れずに走った」鵜澤には「明日に余力を残そうという形だったので、上手くいけば明日もうちょっとタイムが上がるはずですけど、周りの空気に呑み込まれずに自分の走りを目指したいです」と準決勝に向けて抱負を述べた。

「（村竹）ラシッドさんたちが良い流れを作ってくれたので、自分もそれを繋がないといけない」

　男子110メートル障害決勝で５位に入賞した村竹ラシッドの号泣しながら絞り出した言葉は鵜澤の心にも刻まれているはず。準決勝での走りに期待したい。

構成●THE DIGEST編集部
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