9月21日、東京世界陸上が最終日を迎えた。9日間の戦いが幕を閉じ総入場者数は61万9288人と発表。国内開催の陸上競技会で史上最高記録を更新した。1991年の東京大会は58万1462人(10日間開催)で、34年前を超える人数が国立競技場に足を運んだ。
トラック最終種目となった男子4×100メートルリレー決勝、3大会ぶりの表彰台を狙った日本は6位でメダル獲得はならなかった。それでも、この日はモーニングセッションに2万3575人、イブニングセッションはチケットが完売して5万8723人が国立に詰めかけた。20時以降に猛烈な豪雨により競技は一時中断するアクシデントもあったが、スタンドからは大きな声援が送られ、超人たちの戦いに視線が集まった。
連日のフルスタジアムには関係者も驚きと感動を隠せなかった。日本陸連強化委員会の山崎一彦強化委員長は4日目を終えた中間総括会見で「観客が本当にたくさん入ってくれて、選手に温かいエール、励ましをいただいている」と感謝を述べた。過去の自国開催、特に21年東京五輪は無観客だったことを踏まえ「本当に(観客が)入ってくれるか心配でした」と感極まる場面もあった。
同氏は今大会でメダル2つ、入賞9種目、4つの日本記録を挙げた好成績について「新しい歴史を作れた」と高く評価。28年ロス五輪に向けて、さらなる強化を誓った。
日本陸連の有森裕子会長は21日に報道陣の取材に応じ、「34年前に出場した自分と照らし合わせながら、毎日が感動しかない。感動だらけでした」と、大盛況だった東京大会を笑顔で振り返った。「選手たちの感動とともに高いパフォーマンスを感じた。一番嬉しかったのはOG、OBがもっといろんなことができるかもしれないというのをこの大会で感じられたこと」と話し、陸上を通してアスリートの育成、スポーツ界の発展を誓った。
日本は初日(13日)に行なわれた男子35km競歩で勝木隼人が、女子20km競歩で藤井菜々子がともに銅メダルを獲得。他にも、男子110メートル障害決勝で村竹ラシッドが5位入賞、男子400メートルでは中島佑気ジョセフが日本勢として34年ぶりに決勝進出(6位入賞)を果たすなど、明るい話題を陸上界に届けた。
世界陸上は1983年にヘルシンキで第1回大会を実施し、4年に一度の開催でスタートしたが、91年の東京大会から2年ごとに行なわれている(第18回のオレゴン大会は新型コロナ感染拡大の影響で1年延期)。次回は2027年に中国・北京で開催する。
構成●THE DIGEST編集部
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連日のフルスタジアムには関係者も驚きと感動を隠せなかった。日本陸連強化委員会の山崎一彦強化委員長は4日目を終えた中間総括会見で「観客が本当にたくさん入ってくれて、選手に温かいエール、励ましをいただいている」と感謝を述べた。過去の自国開催、特に21年東京五輪は無観客だったことを踏まえ「本当に(観客が)入ってくれるか心配でした」と感極まる場面もあった。
同氏は今大会でメダル2つ、入賞9種目、4つの日本記録を挙げた好成績について「新しい歴史を作れた」と高く評価。28年ロス五輪に向けて、さらなる強化を誓った。
日本陸連の有森裕子会長は21日に報道陣の取材に応じ、「34年前に出場した自分と照らし合わせながら、毎日が感動しかない。感動だらけでした」と、大盛況だった東京大会を笑顔で振り返った。「選手たちの感動とともに高いパフォーマンスを感じた。一番嬉しかったのはOG、OBがもっといろんなことができるかもしれないというのをこの大会で感じられたこと」と話し、陸上を通してアスリートの育成、スポーツ界の発展を誓った。
日本は初日(13日)に行なわれた男子35km競歩で勝木隼人が、女子20km競歩で藤井菜々子がともに銅メダルを獲得。他にも、男子110メートル障害決勝で村竹ラシッドが5位入賞、男子400メートルでは中島佑気ジョセフが日本勢として34年ぶりに決勝進出(6位入賞)を果たすなど、明るい話題を陸上界に届けた。
世界陸上は1983年にヘルシンキで第1回大会を実施し、4年に一度の開催でスタートしたが、91年の東京大会から2年ごとに行なわれている(第18回のオレゴン大会は新型コロナ感染拡大の影響で1年延期)。次回は2027年に中国・北京で開催する。
構成●THE DIGEST編集部
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