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前戦6位→12位角田に「躍進? どこが?」と専門メディアから辛口評価...一方、本人はペースに好感触「間違いなく入賞するだけの速さがあった」

THE DIGEST編集部

2025.10.06

シンガポールGPを悔しい結果で終えた角田。次戦アメリカGPでは再び入賞圏内に返り咲けるか。(C)Getty Images

シンガポールGPを悔しい結果で終えた角田。次戦アメリカGPでは再び入賞圏内に返り咲けるか。(C)Getty Images

 F1レッドブルの角田裕毅は現地10月5日、第18戦シンガポールGP決勝で12位に終わり、2戦連続の入賞を逃した。

 予選15番手ながら、ウィリアムズ勢の失格で13番グリッドに繰り上げとなった角田だったが、オープニングラップでポジションを大きく落としてしまう。その後はペースを上げて順位を取り戻し、終盤にはアイザック・ハジャー(レーシングブルズ)に肉迫してポイント圏内も見えてきたものの、逆にカルロス・サインツ(ウィリアムズ)の追い抜きを許して万事休した。

 初日から苦戦が続いた週末を終えた角田。レースを振り返って「今日のファーストラップは、これまでのキャリアのなかで最悪でした。多くのポジションを失ってしまい、スペースも全くありませんでした。常に必ず他の車がいて、行き場がない状況でした。ファーストラップでオーバーテイクを試みた全てのコーナーも同様でした」と語り、以下のように続けている(F1公式サイト『F1.com』より)。
 
「本当に悔しいのは、今日のペースがとても良かった点です。チームに加入して以来、最高の走りだったし、間違いなくポイント圏内に入るだけの速さがありました。ロングランも、ショートランも良い感触で、バクー(アゼルバイジャンGP)以前とは完全に真逆でした。今日は車に少しダメージがあったにもかかわらず、それでも競争力を感じられたのはとてもポジティブでした」

「終盤にアイザックを抜くチャンスがありましたが、後方でマックス(・フェルスタッペン)が2位を争っていて、邪魔をしたくなかったので譲りました。それは間違いなく、チームにとって正しい判断だったと思います。残りのレースに向けては、ここ数戦で積み重ねてきた改善点を全て、上手くまとめ上げる作業に集中したいです。安定性と、どれだけ最大限のグリップを引き出して1周のペースを上げられるかが鍵になるでしょう」
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