第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の予選会が10月18日、東京都立川市で行なわれ、日本体育大学が10時間36分14秒(10人の合計タイム)の9位でフィニッシュし、78年連続78回目の本戦出場を決めた。
10キロ地点で、日本体育大学が19位で通過すると、会場にはどよめきが広がった。その後、日体大は徐々に順位を上げ、10キロ地点の19位から12位へと浮上。終盤は追い込みを見せて最終的には9位に滑り込み、本選出場を決めた。見事に伝統校の意地を示した。 結果発表後、玉城良二監督は連続出場の重圧について、「みなさんに言っても分からないと思います」ときっぱり。続けて、「申し訳ないですけど、これは並大抵のもんじゃないですよ。僕なんかはあと10年もしたら...。学生は今後50年も、連続出場を途切れさせた学年と言われてしまう。そんなこと背負わせる必要はない」と話した。
さらに「そんな連続出場ということはやめたほうがいいと思う。これは決して良いことにならないですよ。そう思いませんか?」と問いかけ、「その時々でチームは違う、チームは変わってるんですよ。学年が変わって」と続けた上で、こう力強く訴えた。
「大人やマスコミが背負わせてしまっている。彼らのその思いは僕らにはわからないですよ、僕は(もし途絶えさせてしまったら)責任とって辞めたら良いし、彼らはそれを本当に背負っているんですよ。連続出場を称えていただくのはうれしいですけど、正直やめてほしいです。毎年違うチームなので、学生を苦しめるだけなので正直やめてほしい」
伝統を背負いながらも「学生を苦しめたくない」と語った玉城監督。日体大の箱根への挑戦は、これからも続いていく。
取材・文●栁下大護(THE DIGEST編集部)
【画像】「大手町で笑おう」青学大が2年連続8度目の総合優勝! 第101回箱根駅伝の歴史に残る名場面をプレーバック!
【画像】東京世界陸上・女子3000m障害で日本新記録樹立の齋藤みうの厳選ショットを一挙公開!
【画像】超人デュプランティスの”美しすぎる婚約者”、デジレ・イングランデルの厳選ショットを一挙公開!
10キロ地点で、日本体育大学が19位で通過すると、会場にはどよめきが広がった。その後、日体大は徐々に順位を上げ、10キロ地点の19位から12位へと浮上。終盤は追い込みを見せて最終的には9位に滑り込み、本選出場を決めた。見事に伝統校の意地を示した。 結果発表後、玉城良二監督は連続出場の重圧について、「みなさんに言っても分からないと思います」ときっぱり。続けて、「申し訳ないですけど、これは並大抵のもんじゃないですよ。僕なんかはあと10年もしたら...。学生は今後50年も、連続出場を途切れさせた学年と言われてしまう。そんなこと背負わせる必要はない」と話した。
さらに「そんな連続出場ということはやめたほうがいいと思う。これは決して良いことにならないですよ。そう思いませんか?」と問いかけ、「その時々でチームは違う、チームは変わってるんですよ。学年が変わって」と続けた上で、こう力強く訴えた。
「大人やマスコミが背負わせてしまっている。彼らのその思いは僕らにはわからないですよ、僕は(もし途絶えさせてしまったら)責任とって辞めたら良いし、彼らはそれを本当に背負っているんですよ。連続出場を称えていただくのはうれしいですけど、正直やめてほしいです。毎年違うチームなので、学生を苦しめるだけなので正直やめてほしい」
伝統を背負いながらも「学生を苦しめたくない」と語った玉城監督。日体大の箱根への挑戦は、これからも続いていく。
取材・文●栁下大護(THE DIGEST編集部)
【画像】「大手町で笑おう」青学大が2年連続8度目の総合優勝! 第101回箱根駅伝の歴史に残る名場面をプレーバック!
【画像】東京世界陸上・女子3000m障害で日本新記録樹立の齋藤みうの厳選ショットを一挙公開!
【画像】超人デュプランティスの”美しすぎる婚約者”、デジレ・イングランデルの厳選ショットを一挙公開!
関連記事
- 【箱根駅伝予選会】中央学院大が12秒差でトップ通過! 順大2位、山梨学院大3位 東海大と東京農大が2年ぶり本戦へ! 法大、専大は涙の落選
- 「キティちゃん効果あった」山梨学院大、キピエゴが個人トップで快走! “ハローキティユニ”で6年連続本戦へ 胸元ロゴに熱視線「かわいい!」【箱根駅伝予選会】
- 【画像】「大手町で笑おう」青学大が2年連続8度目の総合優勝! 第101回箱根駅伝の歴史に残る名場面をプレーバック!
- 【画像】東京世界陸上に降臨した話題の“可愛すぎる女神”今田美桜の喜怒哀楽、厳選ショットを一挙公開!
- 【画像】パワフルな走りとキュートな笑顔で観衆を魅了! 日本陸上界が誇る“美女ランナー”山本有真の厳選フォトを一挙紹介!




