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「一体何が起きたの?」145キロの力士が宙を舞う衝撃…大相撲ロンドン公演で大反響の仰天技に英女性は口あんぐり

THE DIGEST編集部

2025.10.22

溜席にいた英国人が呆然とした技が繰り広げられた。(C)Getty Images

溜席にいた英国人が呆然とした技が繰り広げられた。(C)Getty Images

 現地10月19日、イギリスで34年ぶりに開催された大相撲のロンドン公演はロイヤル・アルバート・ホールで千秋楽が行なわれ、豊昇龍が大の里との横綱対決を制して優勝。5日間の熱戦に幕を閉じた。本公演中には個性豊かな力士たちの多彩な技に現地ファンは夢中になり、一瞬のスゴ技が会場を騒然とさせた。

 ウクライナ出身の21歳、安青錦と宇良との一番でそれは起きた。安青錦が勢いよくぶつかっていくが、宇良は土俵際でなんとか耐える。なんとか態勢をつくり直して両者は激しく腕を掴み合って土俵中央で静止。頭をつけて押し込もうとする宇良の左手首を、安青錦が右手一本でくるりと捻る。体重145キロの宇良が宙を舞って一回転し、土俵に叩きつけられた。

 まさに柔よく剛を制す「腕ひねり」。あまり見ることがない大技に敗れた宇良は一瞬呆然とした表情を浮かべた。溜席に座っていた英国人女性は口をあんぐりと開き「一体何が起きたの?」というような反応。文字通り、開いた口が塞がらないといったリアクションだった。
 
 この勝負は英公共放送局『BBC』でも取り上げられるほど大きな反響だった。同局のスポーツ専門インスタグラムは実際の動画をシェアすると、説明文には「相手も観客も口がポカンと開いたままになる技」と紹介。動画のテロップには「WHAT A MOVE!(なんて技だ)」と記し、その衝撃度を伝えていた。

 日本相撲協会が主催する海外公演は、1965年のソ連公演以降、これまで13度開かれている。2005年の米ラスベガス以来、20年ぶりの海外公演となったロンドン公演は大成功に終わり、来年6月にはフランス・パリで2日間の開催が決定している。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】「あれは何だったの?」英観客も開いた口が塞がらず…安青錦が繰り出した実際の映像

【記事】「凄すぎる!」大相撲ロンドン公演で夢中になった人気格闘ゲームの“連打” 英BBCも虜「ストリートファイターみたいだ!」
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