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フィギュア

紀平梨花&西山真瑚、フリーダンスで堂々演技も来年ミラノ・コルティナ五輪の可能性“消滅” 国際大会派遣の基準点に届かず【フィギュア西日本選手権】

THE DIGEST編集部

2025.11.02

紀平(左)と西山(右)の“りかしん”。国内でアイスダンスデビュー戦を行なった。(C)THE DIGEST

紀平(左)と西山(右)の“りかしん”。国内でアイスダンスデビュー戦を行なった。(C)THE DIGEST

 11月2日、フィギュアスケートの全日本選手権(12月、東京・代々木第一体育館)の予選会を兼ねた西日本選手権(滋賀・木下カンセーアイスアリーナ)が行なわれた。アイスダンスには、女子シングルで全日本連覇やグランプリファイナルを制した紀平梨花が、西山真瑚と新カップルを組んで出場。リズムダンス2位で迎えたフリーダンスは77.13点をマークし、合計136.74点。全日本への出場は決めたが、日本スケート連盟の国際大会派遣への基準を満たせず、2026年ミラノ・コルティナ五輪への道は断たれた。

 4番滑走で登場した紀平、西山組の“りかしん”。紀平は水色、西山が黒をベースとした衣装に身を包み、今季のフリーダンス曲『もののけ姫』のメロディーに乗って演技をスタートした。

 前日のリズムダンスと同様に見せ場のツイズルで息の合った動きを披露。会場から大きな拍手をもらった。ダイナミックなリフトをしっかり決め、スケーティングも滑らかだった。結成1か月とは思えない動きで観衆の視線を釘付けにした“りかしん”は、堂々とした演技を終えると、ホッとした表情を浮かべる。会場に詰めかけたファンから歓声が沸き起こると、笑顔で応えた。

 得点を待つキスアンドクライでは「私がたぶんスピン遅かったね」(紀平)「お互いのタイミングがちょっと合わなかった」(西山)など、細かいミスを出し合い反省点を洗い出した。「これを継続していこう」と、今後に向け力強く誓い合った。
 
▼西日本選手権アイスダンス結果(カッコ内はフリーダンスの得点)
優勝 櫛田 育良/島田 高志郎 159.21点(92.02)
2位 佐々木 彩乃/池田 喜充 143.41点(88.65)
3位 紀平 梨花/西山 真瑚 136.74点(77.13)
4位 浦松 千聖/田村 篤彦 130.86点(80.39)
5位 矢島 榛乃/矢島 司 79.67点(48.78)

構成●THE DIGEST編集部

【画像】“りかしん”の仲良しツーショット

【記事】「お似合いのカップル」アイスダンス挑戦発表の紀平梨花が帰国報告、新パートナーと笑顔の2Sピース 11月1日に国内デビュー戦
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