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フィギュアNHK杯でアクシデント フランスペア女子選手がジャンプ転倒→右肩負傷で棄権…会場騒然

THE DIGEST編集部

2025.11.07

フランスの女子選手がジャンプで転倒。右肩を痛め、そのまま危険になった。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

 11月7日、フィギュアスケートのグランプリシリーズ第4戦NHK杯(大阪・東和薬品ラクタブドーム)で会場が騒然とするアクシデントが起きた。ペアショートのカミーユ・コバレフ/パベル・コバレフ組(フランス)が、ジャンプで転倒。女性のカミーユが右肩を押さえたまま倒れ込み、演技続行が不可能となった。

 鈍い音が会場に響いた。2人が横並びで跳ぶジャンプ、3回転トウループを試みた際にカミーユが転倒。右肩を強打してしまい、滑ることができず演技を中断。音楽も止まった。
 
 男性のパベルは心配し、何とか抱えて起こしたが、カミーユは苦悶の表情を浮かべたまま、2人はそのままリング外へ引き揚げた。

 観客も不安な表情で見つめるなか、氷上に戻ることはならず。場内アナウンスで「コバレフ組は欠場になりました」と発表。無念の途中棄権になった。

取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)

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