F1レッドブルの角田裕毅は現地11月27日、第23戦カタールGPを前にF1公式インタビューに応じた。同チームの来季ドライバー体制発表が同グランプリ後に行なわれるとの情報があり、角田の残留は厳しいとの見方が強まっているなか、自身の現在の状況を明かしている。

　シートについて気にしているか、チームとの話し合いは行なわれているのか、との質問を受けた角田は、「いいえ」と否定。以下のように続け、現状を説明した。

「知っていることもありますが、もちろん話せません。でもそれはほとんどの人が知っていることだと思う。みんなと同じようなことしか知らないし、何が起こるか分からない」
  　さらに、もしシートを確保できなかった場合の「プランB」を持っているのか、話し合っているのかについて問われると、きっぱりと「いいえ、まったく」と語った角田。「このレースしか考えていない。まだ決定したわけじゃないし、まだ自分次第だと思っている」とし、逆転タイトルの可能性を残す相棒マックス・フェルスタッペンへのサポートに意気込みを見せた。

「できる限りマックスをサポートしたい思っている。もし実現できれば、おのずと僕の将来にもプラスに働いてくれるはずだ」

　角田の去就に大きく関わってくる大事な一戦は、スプリントレースが日本時間29日午後11時、決勝レースが同12月１日の午前１時スタート予定だ。

構成●THE DIGEST編集部

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