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日本女子の表彰台独占に大きな期待! 15歳の大西七海、13歳の松本雪聖、赤間凛音、織田夢海がトップ8入りで決勝進出 東京五輪女王・西矢椛、中山楓奈は敗退

THE DIGEST編集部

2025.11.29

準決勝を通過した13歳の松本(左)と15歳の大西(右)。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

 11月29日、スケートボード・ストリート種目の国際大会「ワールドスケートボードストリート2025 北九州 ― グランドファイナル ―」の女子準決勝が、福岡・北九州メッセで行われた。

 日本勢の勢いが止まらない。赤間凛音(りず)が合計147.24ポイントで首位通過。13歳の松本雪聖(いぶき)が145.85ポイントで2位、織田夢海が143.00ポイントで3位で続き、トップ3は日の丸が独占した。

 また15歳の大西七海は、赤色のアップレールに後ろのトラックだけをかけ、スピードを巧みにコントロールしながら「バックサイド5-0」をメイク。125.69ポイントで8位となり、決勝進出を果たした。
 
 一方、当時13歳で出場した東京五輪で金メダルに輝いた18歳の西矢椛(もみじ)はベストトリック2本目で79.29ポイントを記録するなど奮闘したが、合計125.01ポイントでフィニッシュ。8位の大西と0.68ポイント差の9位で五輪女王は敗退となった。

 同じく東京五輪で銅メダルを獲得した中山楓奈(ふうな)はベストトリックで赤いレッジ(縁石)に挑戦し、完璧なクイックルグラインドで78.74ポイントの高得点を挙げたものの、合計115.83ポイントで10位に終わり、決勝には進めなかった。18歳の伊藤美優はベストトリックを決めきれず、56.38ポイントで15位だった。

 決勝は30日の12時15分から行なわれる。4人が決勝へ進んだ日本勢は表彰台を独占する可能性もあり、大きな注目が集まっている。

取材・文●栁下大護(THE DIGEST編集部)

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