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【F1】「0.3秒差は、普通なら大したことではない」Q1敗退の角田裕毅に元RBRドライバー同情「今レースをしていないのが、どれほど幸運か!」

THE DIGEST編集部

2025.11.30

フェルスタッペンとの差は縮まったものの、Q1敗退という結果に終わった角田。(C)Getty Images

フェルスタッペンとの差は縮まったものの、Q1敗退という結果に終わった角田。(C)Getty Images

 F1レッドブルの角田裕毅は現地11月29日、第23戦カタールGP予選Q1に臨み、16番手タイムで敗退した。4番手通過のフェルスタッペンから0.289秒差とチームメイトとの比較としては悪くないタイムだったが、角田はカットラインに0.080秒届かなかった。

 この結果に元F1ドライバーのデビッド・クルサード氏から同情が寄せられた。15年間のF1キャリアで計13勝を挙げ、晩年にはエースとして黎明期のレッドブルをけん引した経験を持つ英国人レジェンドは、以下のように角田の苦しい状況を慮った。

「非常に過酷なサーキットで0.3秒差というのは、普通なら大したことではないと思うだろう。これは時代の変化だ、ひどいね。でも、現代のF1では、それだけでは乗り越えられない。今のタイミングでレースをしていないのが、どれほど幸運か!」(専門メディア『F1 OVER STEER』より)
 
 同じく元F1ドライバーのジョリオン・パーマー氏は「角田はレッドブルを去る。問題は、F1を去るかどうかだ」とコメント。「実際、F1から離れる(可能性がある)という大きなプレッシャーを感じていると思う。パフォーマンスは、レーシングブルズ(への移籍)でさえ、正当化するのが非常に困難となっている」と厳しい意見も見られた。

 角田は今回、スプリント予選で5番グリッドを獲得し、スプリントレースではチームメイトのマックス・フェルスタッペンにポジションを譲ってなお5位フィニッシュする速さを発揮。セッションごとにタイムが良くなっていくはずだが、予選Q1で角田はスプリント予選から0.242秒タイムを落としていた。

 角田にとって厳しい状況なのは間違いないが、スプリントでの好調ぶりを再び発揮できると願うほかないだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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