元F1ドライバーのファン・パブロ・モントーヤ氏は現地11月28日公開の地元メディア『AS Colombia』のポッドキャスト番組に出演。現在レーシングブルズのリザーブドライバーを務める岩佐歩夢のレギュラー昇格を推した。
各チームの来季ドライバー・ラインアップの発表が続々と行われているなか、現在未定なのはレッドブルの1席とレーシングブルズの2席。計3席をレッドブルのシートに座る角田裕毅、レーシングブルズのアイザック・ハジャー、リアム・ローソン、そしてF2に参戦してF1デビューを目指すアービッド・リンドブラッドの4人が争っていると言われている。
しかしモントーヤ氏は角田ではない、日本人ドライバーの名前をレーシングブルズのシート候補に挙げた。スーパーフォーミュラで今季2勝を挙げ、シリーズチャンピオンに輝いた岩佐だ。「レッドブルのドライバーで誰も話題にしていない」と岩佐の現状を語りつつ、以下のように岩佐起用のシナリオを明かした。
「レッドブルがホンダとの関係を維持する一つの方法は、ユウキを外してイワサを起用することだ。リンドブラッドとイワサのこれまでの歩みを冷静に振り返れば、理論的には今シートを与えるべきなのはイワサだ。政治的にはリンドブラッドに用意すると思うが」
レッドブルは、来季から自社製のパワーユニット(PU)を開発、搭載するものの、TPC(旧型マシンテスト)では2025年製のマシンを使用する。そのため、ホンダ製PUは来季以降も必要になるが、ホンダは来季からアストンマーティンへのPU独占供給を決定しており、現状では来季レッドブルはTPCが行なえない状況。ホンダはこのTPC用のPU供給を交渉材料としてドライバー決定に影響を及ぼしたい狙いと見られている。
日本のトップカテゴリーを制し、レーシングブルズのマシンテストも担当する24歳に白羽の矢が立つか、注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
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しかしモントーヤ氏は角田ではない、日本人ドライバーの名前をレーシングブルズのシート候補に挙げた。スーパーフォーミュラで今季2勝を挙げ、シリーズチャンピオンに輝いた岩佐だ。「レッドブルのドライバーで誰も話題にしていない」と岩佐の現状を語りつつ、以下のように岩佐起用のシナリオを明かした。
「レッドブルがホンダとの関係を維持する一つの方法は、ユウキを外してイワサを起用することだ。リンドブラッドとイワサのこれまでの歩みを冷静に振り返れば、理論的には今シートを与えるべきなのはイワサだ。政治的にはリンドブラッドに用意すると思うが」
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構成●THE DIGEST編集部
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