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「あまりに離れすぎ」 角田裕毅、今季最終戦FP2でフェルスタッペンに約1秒遅れの17番手に困惑…専門メディアは「今週末も苦戦は続いている」

THE DIGEST編集部

2025.12.06

FP2でフェルスタッペンに約1秒遅れの角田。2日目の巻き返しに期待したい。(C) Getty Images

FP2でフェルスタッペンに約1秒遅れの角田。2日目の巻き返しに期待したい。(C) Getty Images

 2025年F1の最終戦(24戦)となるアブダビ・グランプリが開幕し、12月5日には2回のフリー走行(FP1、FP2)が実施された。

 FP1ではリザーブドライバーのアービッド・リンドブラッドが走行したことで(26周でベストタイムは全体15番手の1分25秒256)、レッドブルの角田裕毅はFP2から登場し、29周回で1分24秒303のベストタイム(17番手)を計測している。
 セッション終了後、日本人ドライバーは「正直言って、ここまで厳しいとは思っていませんでした。車の状態は依然として非常に悪く、正確に何が起きているのかが自分でも分かりません。今夜のうちに、徹底的に状況を調べる必要があります。今日は今季のプラクティスの中でも最悪の部類に入るような感触でした」と明かし、以下のようにコメントを続けている(F1公式サイト『F1.com』より)。

「今の車はとても快適とは言えず、ずっと滑ってばかりで、なぜそうなっているのか、何がこの問題を引き起こしているのかを突き止める必要があります。現時点では良い状況とは言えませんが、今夜のうちに少しでも改善できて、明日はしっかりパフォーマンスを発揮できるようになることを願っています」

 彼の「RB21」がグリップを欠いたのは、最初のセッションを担当したリンドブラッドの時から同様だったことを、『F1.com』は「リンドブラッドは角田のマシンで安定した1時間を過ごした……たとえ『まるで氷の上を走っているように感じた』と語っていたとしても」と伝えており、その上で同メディアは「角田は予選でQ3に進出してチームメイト(逆転年間王者を狙うマックス・フェルスタッペン)を助けたいのであれば、何としてもペースを見つける必要がある」と綴った。

 各国専門メディアの報道を見ると、英国のF1専門サイト『PLANETF1.COM』は「角田の苦難はヤス・マリーナでの金曜日でも続き、フェルスタッペンよりほぼ1秒も遅いタイムでFP2を終えた17位に分類された。彼はフェルスタッペンとの差の大きさに『あまりに離れすぎている』と困惑している」、ブラジルのF1専門サイト『GRANDE PREMIO』は「角田はアブダビで、これほど多くの試練と困難に直面するとは予想していなかった」と、それぞれレポートしている。

 イタリアの自動車専門サイト『MOTORIONLINE』は、「少なくとも現時点では、この一戦でF1でのキャリアが幕を閉じることになる日本人ドライバーは、FP2で17番手に。ミルトンキーンズのチームで終わりの見えない苦難が続いた角田は今季、称賛に値するパフォーマンスを見せることは少なかったが、フェルスタッペンですら手を焼いたRB21で、今週末も苦戦は続き、マシンは依然として落ち着きを欠いている」と、ここまでの彼を振り返った。

構成●THE DIGEST編集部

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